「なす」はこっくりとした味わい
筆者の冷蔵庫にあったなすは、「アレキサンドラ」という紫と白の縞模様が美しい品種。身がしっかりとしていて加熱するとおいしいタイプですが、あえて味噌漬けにしてみました。
カットして塩水でアク抜きをしてから、少しだけ水分を絞ってから味噌漬けに。ひと晩たつと、中の方までしっかりと味が染み込みやわらかい食感の漬物が完成!
塩で浅漬けにしたものよりこっくりとした味わい。よく冷やした日本酒に合いそうですよ♪
これぞ漬物、安定の「きゅうり」
「きゅうり」は漬物に向いているぶん、漬け床によって味わいも変わりやすい素材です。みそ床に漬けると、みそのコクがそのまま染み込んで風味豊かな漬物になりました。
酸味がなく少し甘辛い味わいは、ご飯のおともやお茶請けにぴったり!飽きずにずっと食べ続けられそうな味わいですよ♪
ちょっと番外編「半熟たまご」
漬け床があると試してみたくなるのが「半熟たまご」。野菜ではありませんが、ちょっと番外編として味わいをご紹介しましょう。
できあがりは、白身の表面はやや茶色く色づいているものの中の黄身は鮮やかな色合い。食べてみるとしっかりとみその風味が染み込んだ、ねっとりとした食感が格別な味玉になりました。
今回のみそ床は少し甘めなので、醤油や塩を足してもう少し辛口にしてもいいように思います。またにんにくを加えると、パンチが効きそうですね。
冷蔵庫のはんぱ野菜がおいしく変身
冷蔵庫に必ずといっていいほどあるのが「みそ」。そして毎日の料理のなかで出るのが「はんぱな形に残った野菜」なのでは?
この野菜の味噌漬けを作れば、どちらも有効活用できるうえに思いがけない味わいに出会えるので一石二鳥!作り方も、ぬか漬けより手がかからなくて気軽です。
みそ汁を作るときに冷蔵庫からみそを取り出したら、試しに作ってみてください。副菜としても使えるのでおすすめですよ♪