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案外落としやすい!? 理屈男子の恋愛攻略法

恋愛・結婚

話を聞いてほしいだけなのに持論をぶつけてくる、会話がいつも議論になってしまう。そんな理屈っぽい人っていますよね。解決策の提案ならまだしも、ダメだしされて大喧嘩……なんて相手との恋愛は骨が折れます。しかし実はコツさえつかめば、案外落としやすいそう。今回は、そんな理屈っぽい男性の恋愛傾向と上手なつきあいかたを、人気恋愛カウンセラー、ぐっどうぃる博士にお聞きしました。

ぐっどうぃる博士/恋愛カウンセラー・理学博士(生命科学)

「さっき言ってたことと矛盾してるよ」「一般的に考えて可能性は低いと思う」「ただの主観でしょ。エビデンスは?」と、AIのようにドライな言葉で、自分の意見を曲げず、理詰めで話してくるのは、男性に多い気がします。

こちらとしてはコミュニケーションの一環として、ただ他愛もない話を共有して、少し共感してくれるだけで満足なのに……。恋愛カウンセラーのぐっどうぃる博士は、「理屈っぽい男性に恋愛上手は少ない」と話します。

理屈っぽさを隠せない男性は、恋愛下手の傾向

知識が豊富で、筋道を立てて考えられる人は魅力的ですが、そこにプライドが高い、自己中、完璧主義、上から目線、頑固など“理屈っぽい”一面が見えてくると話は変わってきます。こういう性格の男性を好きになると、一筋縄ではいかないような気がします。

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「男性は論理的、女性は感情的とよく言われるように、多くの男性は理屈っぽい部分を持っていると思います。

しかし恋愛経験豊富な男性は、元々は理屈っぽくても、女性が“雰囲気”“居心地のよさ”“エンタメ感”“センス”など、理屈と関係ないところを重視すると知っているので、女性の前では理屈っぽさを封印している人が多いんです。そういう人は女性にモテますが、そのまま理屈を押し通してくる人は、恋愛が得意でなく、女性ウケも悪いでしょうね」。

やはりそうなりますか。つまりライバルも少ないから、うまく彼にハマることができれば、チャンスはあるかも?

理屈っぽい人は、“自分が正しい”と考える傾向がある

しかしそんな理屈っぽい部分についつい反応して、衝突してしまうこともあります。相手の懐に入るには、こちらは静観して、「そうだねー」と話を合わせるのが得策でしょうか?

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「理屈というのは、いわゆるロジックのことなのですが、哲学に始まり、数学、科学など太古の昔から積み上げられてきた、“考える様式”のことです。その様式にしたがっていれば、判断を間違えない。問題解決に最善の方法が取れる、真実かどうかがわかるなど、とても魅力的でパワフルな思考法なのです。

男性はそれに持論を乗っけて、より自分なりの完璧なロジックを組み立てます。『理屈』にはまっている男性は、どんな問題が起きても、その思考法に当てはめて考えるので、いつも簡単に“正しい”答えを導き出してしまうわけです。

そしてやっかいなことに、理屈っぽい人は、その自分流にアレンジされた思考法、つまり“俺ロジック”以外の考えを認めないところがあります。

俺ロジックに感服させよう、詰め将棋のように相手を詰ませよう、うんとうなずかざるを得ないようにしようということばかりに重きを置いているので、どんなにこちらが反論しても、絶対に意見を曲げません。そういう相手には、理屈で対抗しない方が無難です」。

彼の世界観を受け入れ、徐々に染まっていればいいのかもしれませんが……。

コツさえつかめば実は簡単!? 理屈男子の攻略法

つきあっていくのはやや面倒な気もしますが、人は自分にないものを持っている相手に惹かれる傾向があるので、理屈っぽい人に好意を抱く人も、意外と少なくないかもしれません。もしこのタイプを好きになったら、どう攻めていけばいいですか?

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「それは簡単。コツさえつかめば落としやすいと思います。

まずは彼独自の世界観を受け入れてみること。理屈っぽい人は、物言いがはっきりしていますが、興味のありなしもはっきりしています。彼が世界観を構築していくうえで、影響を受けたものを聞き出し、それを自分も取り入れてみることです。

たとえば彼が好きな映画を観たり本を読んだり、彼が好むジャンルの話題を共有して、意見を交わすんです。

質問と反論をくりだしてエキサイトさせる

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その際に注意すべきことは、すぐに彼色に染まらないこと。

そのためにも最初は、『私はこう思う』『世間的にはこう言われている』と、自分が思ったことや感じたことを率直に述べて、彼と議論してOKです。先ほども述べたように、反論されれば、俺ロジックが発動し、相手をねじふせようと、エキサイトして会話が盛り上がるでしょう。

『なんで?』『どうして?』などと、根拠や理由を求める質問も効果的です。ただし、彼のロジックや知識を超える発言は控えること。そして最終的に『そういうことか、深い!』と“目からウロコ”感を出したり、『やっぱりあなたにはかなわないかも……』と、相手のすごさに感服したふうに“負けを宣言”します。

多くの女性は議論を嫌うため、『もういい』と話題を変えようとしますが、真剣に議論を交わし、徐々に“彼の意見を受け入れていく”あなたの姿を見せることで、『数少ない、俺のことを理解できる女がここにいた!』と、彼に一目置かれるようになります」。

“手に入りそうで入らない距離”が、彼の恋愛スイッチをオンにする

彼の影響を受けていく姿を見せるのが効果的というのは分かりましたが、これだけでは恋愛モードにはならないような……。

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「いい質問ですね。恋愛は非現実や非日常の中にあるので、ロジカルとはかけ離れたところにあるわけです。

そこで、彼がロジカルになりすぎないように会話を調整します。たとえば議論をしているときも、お昼のゲストを迎えてのんびり話すトークバラエティのような“軽いノリ”を意識します。

深い話に入り過ぎると恋愛とかけ離れたロジカルモードになるので、彼が前のめりになって持論を展開し、なんだか真剣な話が長すぎて、まあまあ煮詰まったなと思ったら、頃合いをはかって『このドリンク美味しくない?』『全然関係ないけど、まつ毛長いよね』などとふって、話を切ります。そして『いつもクリスマスとか年末って実家に帰ってるの?』と日常の話題をふります。すると彼はロジカルモードに入りすぎずに、非日常な雰囲気の中にいられます。

その“ふわふわ感”があると、恋愛スイッチが入りやすくなります。

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