ライ麦パン
ライ麦パンをおすすめする理由は、食物繊維が豊富であることです。ライ麦パンの食物繊維は、5.6g。しかもライ麦粉の全粒粉の食物繊維は、13.3g、精製されたライ麦粉は、12.9gとほとんど差がありません。(※すべて100gあたりの値)(※1)
つまり粉の精製度に関係なく豊富な食物繊維を摂取できるということ。おうちでパンを焼くときにも参考にしてくださいね。ただしビタミンやミネラルは全粒粉の方が豊富に含まれています。
低糖質パン
最近よく耳にする低糖質パン。糖質が高い精製された小麦粉の量が少ないパンのことで、主にふすま(小麦などの外皮や胚芽のこと)や大豆粉などが使われています。
血糖値の上昇を緩やかにしてくれる食物繊維が豊富。スーパーやコンビニでも扱っていることが多いので、手軽に試せていいですね。
食べるときに注意するポイントは?
食べすぎないようにカロリーを意識
やわらかくてフワフワのパンは、ついつい食べ過ぎてしまいがちに。常に一回当たりのカロリーを意識して、食事をするようにしましょう。
またカロリー控え目のパンだからといって食べ過ぎては、せっかくダイエットした努力がだいなしになることも。
バターやジャムを付けすぎない
先ほどもお話ししましたが、パンは製造過程でバターや砂糖をたくさん使っています。バターやジャムを付け過ぎないように注意しましょう。
砂糖控え目のジャムを選んだり、おうちでヘルシージャムの手作りもいいですね。パンそのものの味を楽しむようにしてください。
サラダやおかずと一緒に
パンはおかずがなくても、おいしく食べられてしまいます。パンだけでお腹をいっぱいにしてしまうことはありませんか?しかしそれでは栄養のバランスが、偏ってしまいますよね。必ずおかずも一緒に食べるようにしましょう。
パンに合わせるおかずは、洋風になりがち。洋風の食事は、脂質が多くカロリーが高いものが多くなります。例えばウインナーソーセージや卵は油を控えるためにゆでたり、シチューを作るところをポトフにしたり、カロリーを抑えるメニューを選びましょう。
おかずも一緒に、おいしく食べましょう。
ダイエット中と言えども、大好きなパンを我慢するのは辛いですよね。パンはカロリーが高い割に、腹持ちが悪いことが大きな難点。必ずおかずと一緒に食べるようにしましょう。
特に豆類やきのこ類、海藻などの食物繊維が豊富な食材を合わせるのがおすすめ。パンに不足しがちな食物繊維を補い、腹持ちの良い献立になりますよ。バランスの良い食事を心がけてくださいね。
※今回表示したカロリーをはじめとする栄養素は、目安です。メーカーやレシピによって違いますので、必ずパッケージなどで確かめてください。