レンジで温めて飲む
そのまま飲んでもおいしい豆乳ですが、温めることで吸収率もアップさせることができるので、豆乳の栄養素をしっかり取り入れることができます。
加熱する場合は、レンジで1分程度温めます。温めすぎると膜がはるので注意が必要です。そのまま飲むのが苦手な方は、はちみつ、黒糖、コーヒー、ココアなどを少量混ぜてオリジナルの豆乳ドリンクを作りましょう。
冷蔵庫で冷やしてから飲む
とくに夏の暑い時期などはさっぱりとした飲み物が飲みたくなりますよね。そんな時は豆乳を冷やして飲むことをおすすめします。冷たい豆乳はカルピスや甘酒ともよく合います。
よく冷えた豆乳は大豆臭さが抑えられるので、苦手な人でも飲みやすくなるのがメリットです。お好みのフルーツや野菜を入れて、ミキサーにかけ、スムージーにしてもいいですね。
料理のアレンジに加える
牛乳の代わりにすれば基本的になんでも使えます。シチューやスープ、グラタンなどに無調整豆乳を使用すると濃厚だけどヘルシーな料理に大変身しちゃいます。
また辛さをマイルドにしてくれるので、スンドゥブに入れたり、鍋のベースに使ってもおいしいですよね。料理だけでなくプリンやアイス、パンケーキなどお菓子にも幅広く使えるのがうれしいですね。
豆乳ダイエットの注意点
飲みすぎないようにする
うれしい効果がたくさんの豆乳ですが、摂りすぎは禁物です。豆乳は飲みやすくついつい飲みすぎてしまいがちですが、1日コップ1杯までと量を決めて飲むと飲み過ぎを防止できますよ。
結果を求めるために、大量に飲んでしまっては多くのカロリーを取り入れてしまうことになるので、かえって太ってしまう原因に。偏ったダイエットにならないように気をつけましょう。
飲みすぎないように注意しながら楽しもう!
最近では身近になった豆乳で、ダイエット効果があればうれしいですよね。科学的根拠はまだ解明されていませんが、体にうれしい作用もたくさんあります。
そのまま飲んでもよし、料理やお菓子にアレンジしてもよし、普段の食事に取り入れてみましょう。いろんな種類があるので、自分の好みにあった豆乳でチャレンジしてみてくださいね。
【参考文献】
(※5) 新ビジュアル食品成分表 新訂第二版 大修館書店
【文】栄養士・調理師 / 藤本さやか
病院にて栄養士として現場経験の後、栄養士養成施設にて講師を務める。栄養士を目指す生徒へ必要な知識や技術を指導しながら、学校運営にも従事。現在は製菓調理の専門学校にて、食材や栄養、衛生の大切さを講師として伝える。
【監修】管理栄養士 / 服部麗
学生時代のインターンを経て予防医療の重要性を感じる。健康につながる正しい食事のとり方やダイエット方法を伝えるために、栄養カウンセリングや特定保健指導、コラム執筆などをおこなう。そのほか、書籍監修やレシピ開発、セミナー講師など幅広く活躍中。