(6)まわりに味方がたくさんいる
困ったことがあったときに自分ひとりですべてを対処しなければならないとなると、何をどうすればよいのかわからなくなってパニックになってしまうことがあります。
しかし、問題に対応できる専門家が近くにいたり、詳しい人に相談ができる環境にいたりすると、自ずと対処法も見えてきます。
まわりに味方になってくれる人、相談に乗ってくれる人、一緒に活動してくれる人などが幅広くいると、解決するのが難しい問題が減るので冷静でいられるようになります。
(7)普段から感情的にならない
普段から感情的にならないように、笑うのはともかく、怒ったり悲しんだりする瞬間は人に見せないようにしている人も冷静に行動するのが得意な人が多いです。
怒りや悲しみを自分自身でコントロールできるようになっていると、焦りなども自分自身でコントロールできるので、人に焦った姿を見せずに冷静に対処できるようになります。
仕事のできる、冷静沈着な人になる方法
問題が起きたとき、すぐに焦ってどうしようと不安になっているばかりでは、問題は解決しません。
焦らず、冷静に対処することが求められますよね。
適切な判断ができる冷静な人になるにはどうすればいいのでしょうか?
冷静沈着な人になる方法について見ていきましょう。
(1)事前に自分の担当以外のことまで考えておく
何か仕事をするときには自分がやる仕事の周辺のことまで理解するように進めておき、自分がその中のどの立ち位置にいるのかをしっかりと理解しておくと、冷静になりやすいです。
いざ問題が起きたときでも、「誰に」「何を」頼ればうまく切り抜けられるのかがある程度わかるからです。
冷静でない状態というのは「どうしていいのかわからない状態」ですので、どうしたらよいかわかる状態を事前に作っておくとよいのです。
(2)話す前、行動する前に考える癖をつける
問題が起きたとき、ピンチのときに話しまくったり、動きまわったりする人は冷静になるまでに時間がかかるものです。
普段から話す前、動く前に「これってやったほうがいいことなのかな」と考えて行動するようになると、焦ったときでも対処法を考えてから人に相談したり、行動をしたりするようになります。
対処法を考える癖がついていると、「問題にどう向かっていけばいいのか」がわかり、冷静でいることができます。
(3)仕事に関係するさまざまな知識を身につけておく
自分がやっている仕事についてはある程度理解しているかもしれませんが、それに関わる法律の細かいところ、会計処理、取引先との利害関係、一緒に仕事する人の考え方、現在使っているシステムの特徴や問題点、関係している部署にいる人のタイプ……そういった細かいところは案外気にせず仕事をしていることって多いもの。
しかし、こういった周辺情報をしっかり押さえておくと仕事の全体像が見えるようになってきて、問題が起きたときでもさまざまな視点から対応策を考えることができるようになります。
いろんな視点からの考えを取り入れることで問題の解決策がたくさん思いつきますし、解決策が見えれば冷静さを取り戻すことができます。
自分のやっている仕事の周辺情報はどんどん入手するようにしておきましょう。