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慌てない。「冷静な人」になる方法

ライフスタイル

「何か想定外のことが起こるとすぐに慌ててしまう」「仕事でミスしたとき、その対応に振り回されることが多い」……そんなときでも焦らず冷静に対処する、仕事のできる人でありたいと思いませんか? この記事では、冷静な人の特徴と冷静沈着な人になる方法について、心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいました。

織田隼人(心理コーディネーター)

(4)論理的な思考を身につけておく

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ロジカルシンキングなどの物事を論理的に考える方法を身につけ、普段から活用するようにしておくと、問題が起きたときでもロジカルに考えることができるようになり、焦らずに済みます。

ロジカルに考えることができるようになると「問題点を整理する」スキルが身につき、何に対処すればよいのかも明確になります。

そうやってロジカルに対応していくと問題も解決する方向に向かうので、焦る要素も消えていく、というわけです。

(5)答えを複数考えるようにする

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焦って行動する人というのは、ちょっとでも解決の糸口が見つかったらそれにすがりつく傾向があります。

しかし、世の中、困ったときであっても解決する方法は複数あります。

解決策が複数見つかると「あれがダメでもこれをやればいい」と考えられるようになり、心に余裕が出てきます。

困ったときほど「いろんな解決策、複数の答え」を用意しておくと冷静でいられるようになりますよ。

(6)常に最悪の事態を想定。その対応策も考える

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冷静でいられるようになるには「焦らない状態」を作るのが一番です。

焦らない状態、というのは問題が起きても対処法が見えていたり、淡々と問題に対応できたりする環境が整っている状態です。

つまり、焦る状態になるのは問題が想定されておらず、対処法も見えづらい環境のとき。

焦らないためにはいろいろなことに対して対処法を考えておくのがよいのです。

しかし、いろいろなことへの対策を考えはじめると、考える時間が無限に発生してしまいます。

そこで「最悪の事態を想定して、いくつか対処法を考えておく」ようにするとよいでしょう。

たいていの場合は最悪よりもマシな問題しか発生しません。

最悪よりマシな状態であれば、さまざまな対応をすることで、焦ることも減っていきます。

(7)自分が落ち着くための方法を持つ

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焦ったときには「自分の脈を測って落ち着くまで深呼吸を続ける」とか「とりあえずトイレに行って個室にこもる」とか「ジュースを買ってきて10分以上時間をかけて飲む」といった、自分なりの“落ち着く方法”を事前に用意しておくといいでしょう。

普段からちょっと焦っただけのときでも“落ち着く方法”を実践しておけば、いざというときも自分で落ち着きを取り戻すことができます。

焦って考えてもいいことはあまり起きません。

とにかくその場で慌てないように、普段から落ち着くための方法を準備しておきましょう。

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