無料の会員登録をすると
お気に入りができます

もうコレで十分じゃね? 家で簡単にスタバ風。

スタバのような泡々ミルクが、家で簡単にできちゃうというハリオのクリーマーキュート。アマゾンではレビューが869件もある超人気商品。コレがあればもうスタバも、エスプレッソマシンも要らないんじゃない? ということで、その実力を検証しました。

西尾 崇彦/Test by キッチン部

専用カップがミソ! お家で手軽に泡立ちミルク!

picture

ハリオのクリーマーキュートは、泡立て器とポットがセットになったクリーマー。泡立ちミルクが「お家で簡単にできる」というのがウリ。

アマゾンレビュー869件で★4つ半の超人気商品なんです。

picture

ハリオ
クリーマーキュート
CQT-45

Amazonで見る
picture

使い方は至ってシンプル。ミルクをレンジでチンして、泡立て器をセットして電源オン……すると泡立つ、泡立つ。

こういうミニ泡立て器みたいなクリーマーは昔からありますが、これは専用カップ付というのがミソ。この中でかき混ぜることで、泡立ちミルクが簡単にできました。

丸みを帯びたカップの形も秀逸で、普通のコップを使って撹拌するよりも効率よくミルクを泡立てることが可能になっています。

現在は、こちらの

picture

クリーマー・キュート ブラウン CQT-45BRが登場しています。

picture

ハリオ
クリーマーキュート
CQT-45BR
実勢価格:2132円

Amazonで見る
picture

こちらは公式ページの写真。大げさではなく、ホントにこんな感じで泡立ちました。

家で簡単にスタバ風。もうコレで十分じゃね?

picture

2000円程度でこんなに簡単に泡立ちミルクができる本製品。コレなら私もコレ欲しい!

と思いつつ、待てよ。だとすれば、何万円もするエスプレッソマシンについているミルクフォームって、ホントに必要なの? そもそも、この泡とエスプレッソマシンの泡って何が違うの? という疑問が浮上。

ということで、カフェを営むプロにハリオの泡とエスプレッソマシンの泡、一体何が違うのか、比較してもらいました。

実際に比べてみると、(当たり前っちゃー、当たり前ですが)ハリオの泡と、お店のスチーマーで作った泡には決定的な違いがありました。それは、エスプレッソとの馴染み具合です。

ハリオはメレンゲに近い、モッタリとした泡なのに対して、お店のスチーマーで作った泡はもっと液状で、スルスルとカップに注がれました。

お店のスチーマーは蒸気で温めながら泡にするので水分が少なからず入りますが、ハリオの場合は、あらかじめ温めたミルクを使うので純粋にミルクだけ。その辺の違いも仕上がりに影響しているようです。

picture

こちらがハリオの泡。スプーンを入れると、泡だけをかき分けることができるほど、しっかりした泡です。

picture

こちらがエスプレッソマシンのスチーマーで泡立てた場合。サッとエスプレッソとなじむほど柔らかい泡です。

ということで、ハリオの泡とエスプレッソマシンの泡は全く別物でした。(スッキリ)

まとめますと、ハリオの泡はもったりとしているので、「泡自体が好き!」という方にはオススメです。また、泡自体をスプーンですくって食べられるので、子供にとてもウケがいいです。(我が家では、ホットココア+ハリオの泡が人気)

一方で、スタバのラテのようなイメージをされている方は、だいぶテイストが違います。

ハリオの公式サイトでは「手軽にキメ細かな泡立ちミルクを作れます」とありましたが、(確かにキメは細かいですが)スタバのラテのような「キメの細かさ」とは全く別物です。その点ご注意を。

スタバではなく、あくまで「スタバ風」です。ガチでスタバのラテを再現したい方は、スチーマー付きのいわゆるエスプレッソマシンをオススメします。

picture

出来上がった泡は非常にもったり。ゆっく~りと注がれるイメージ。

picture

注ぎながらラテアートをつくるには、泡がちょっと堅すぎます。

picture

こちらは、キメが細かくスルスルと注がれる。もったり感はあまりありません。

picture
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ