今回は、前回に引き続きベースメイクの2ステップ目、化粧下地やコントロールカラーを塗ったあとの工程とその際に使用する商品の選び方、おすすめアイテムをご紹介します。【化粧下地編】はこちら。
ベースメイクの基本となるアイテムは、化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーの3つであることは前回お話しさせていただきました。
化粧下地が肌を作るための土台になるものだとしたら、ファンデーションは肌作りの主役です。そして、フェイスパウダーは出来上がった肌の崩れを防いだり、その仕上がりを底上げするような役割を果たします。
ですから、どんなファンデーションを選ぶかというのは、非常に重要です。
ファンデーションの選び方
・このブランドは、要チェック!
ファンデーションは、各メーカーから数種類ずつ販売されていてその種類は膨大です。ドラッグストアなどで販売されている価格のものだと、インテグレートやマジョリカマジョルカ、キャンメイク、ケイト、メディアのものがおすすめです。
・選び方とおすすめ商品
選ぶ上でのポイントは、
1.なりたい肌になれるかどうか。
2.自分の肌色に合っているかどうか。
3.自分の肌悩みを自然にカバーできているかどうか。
この3つになります。
そのため、サンプルやテスターで試してみて、1日の肌の変化をチェック、自然光の下で自分の肌色に合っているかどうかなど含め、よく確認して購入することをおすすめします。
時短でセミマットな美肌に仕上げたいなら、インテグレートの水ジェリークラッシュ(全3色/税抜価格2000円※SPF30 ・PA++)がおすすめです。
画像の商品は「(2)自然な肌色」
水ジェリーをメッシュで崩しながら塗るファンデーション。クッションファンデのように手軽に使用できるうえ、化粧もちがいいという特徴があります。また、みずみずしい使用感で肌に密着し、凹凸や色むらもカバー。つるんとした美肌に整えてくれます。
一方、生っぽい艶を湛えた美肌に仕上げたいなら、マジョリカマジョルカのミルキースキンリメイカー(全2色/税抜価格1700円※SPF28 ・ PA+++)がおすすめです。
画像の商品は「NB 自然な素肌色」
肌の上でとろけるように広がるエマルジョンコンパクトファンデーション。リキッドとパウダリーの長所を組み合わせたような商品で、保湿力はあるのに肌に塗るとサラッと仕上がります。そして、崩れにくいのも嬉しいです。さらに、毛穴やくすみをカバーする効果もありますよ。
どちらのファンデーションもプチプラとは思えないほどの実力派なのですが、残念なのは色展開が少ないところです。そのためご自身の肌色に合う人はぜひお試しを!
・ファンデは薄く均一に!
ファンデーションをどのように塗るかというのも、美肌に仕上がるかどうかを左右します。気になる肌悩みを隠そうと意識すると、ファンデーションをつい塗り過ぎてしまいます。
しかし、それでは肌の透明感が損なわれたりしてかえって老けて見えてしまいます。そのためファンデーションは、薄く均一に塗り広げていき、小鼻の赤みや目の下のくすみなど気になる部分に少量だけなら重ねるのがいいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
ほうれい線が気になるときは
ほうれい線や目元のくすみなど影になってしまうような場所には、ファンデーションの後にピンク色のコンシーラーであるエクセルのサイレントグロウ コンシーラー #SG01 ピンクグロウ(全3色/税抜価格1500円)を使うのもおすすめです。
筆ペンタイプなので気になったところにサッと塗り、スポンジでなじませれば手が汚れることもありません。また、ストレッチ性があるので、目元や口元といった動きの出る部分に使用してもヨレたり、ひび割れたりしにくいのです。