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慌てない。「動じない人」の特徴

ライフスタイル

職場において、ミスやトラブルが起きたとき、落ち着きがあって動じない人がいると助かりますよね。自分も慌てずに、常に冷静な判断ができるようになりたいと思うことはありませんか? この記事では、何事にも動じない人の特徴と、動じない人になる方法について、心理カウンセラーの小日向るり子さんに解説してもらいました。

小日向るり子

(5)自己一致ができている

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これは(4)の自己受容の先にあるもので、自分のパーソナリティを受け入れたうえで、それと現実の自分に矛盾がない状態のことをいいます。

したがって、身の丈に合わないことをしたり、エネルギーを持て余したりすることがありません。

心のバランスが取れているので、何かが起こったときでも崩れないのです。

強い心を持ちたい。何事にも動じない人になるためには?

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それではここからは、何事にも動じない人になるために日々意識していただきたいことを挙げていきたいと思います。

(1)過程ではなく、結果重視の思考を心がける

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何かを達成したいと思うときは、達成したいことにしっかりと焦点を当て、その過程は柔軟に考えましょう。

たとえば、ある資格を取得したいと思ったときに予備校に通うという選択肢があったとします。

この際、「予備校に通うこと」が目的にならないようにしましょう。

目的は資格の取得です。

「予備校に通うこと」で足りないときには、「オリジナルのまとめノートを作ってみる」など、プロセスを柔軟に考え、資格を取るという目的の達成に一歩ずつ近づいていきましょう。

結果重視を心がけると、前述の(2)で挙げた「選択肢が多い」思考にシフトしていくことができます。

(2)情報弱者にならない

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インターネットの発達により、自分がほしい情報だけを簡単に入手できる時代になりました。

しかし、それは逆の方向から考えると興味のない情報は一切取り込まなくなるという状況になりがちです。

一部の限られた情報しか知らない視野の狭い状態に陥ると、自分にとって想定外の出来事が多くなります。

ニュースはひと通り目を通す、誘われたら一回は行ってみるなど、アンテナは多方面に張っておくよう心がけましょう。

(3)理念を持つ

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前述しましたが、理念とは自分の中の正義です。

言い替えると「私はこういう人でありたい」という信念です。

信念を持つとまわりの人が何を言ってこようと環境が変わろうと気にならなくなります。

(4)開き直る

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そもそもなぜ動じるのかというと、他人の意見や声といったまわりの環境に心が揺さぶられてしまうからです。

「言いたい人には勝手に言わせておけばいい」「命まで取られることはない」「なんとか生きていけるさ」など、自分の中に開き直りのワードを持っておきましょう。

他人に向けて言うと野蛮な言葉も、自分の心の中で言うのは自由です。

他人に向かって開き直ることはおすすめしませんが、自分自身の開き直りはポジティブなパワーとなります。

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