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悪い男は「だからお前はダメなんだ」と自己肯定感を下げてくる

この手口を使う効果と男性心理

この悪い男が「お前はダメなやつだ」とレッテルを貼ってくる理由はシンプルです。

貴女をその方向にコントロールできるから。

いわば一種の催眠誘導でもあります。あえて「ダメなやつだ」「俺がいないと……」「うまくいかないよね」「俺なしではダメだ」と投げかけて精神的優位に立とうとするのです。

あたかも貴女が本当にそうであるかのような価値観を押しつけるのです。

モラハラにも通じる手口だといえるでしょう。まさに悪い男のブラック恋愛術です。

この手口への対処法

どうやってこの手口に対処すればいいのか?

とにかく逃げること。

どれだけ笑顔だろうが、イケメンだろうが、冗談に包まれた雰囲気だろうが関係ありません。

大事なことなので、もう一度書きます。

逃げること。

よく「人は変わらない」と言います。そんなことはないと信じたいですが──このタイプに関しては貴女のために言い切らせてください。

彼の「他人をコントロールしようとする気質」は死ぬまで変わりません。

もし、その男と喋っていて、かすかに傷ついたり、自己肯定感をえぐられたりする感じがあれば、限りなくブラックに近いグレーでしょう。

その瞬間、心をシャットダウンすること。

その場は楽しいかもしれません。その台詞に惹かれている自分がいるかもしれません。

しかし、お嬢さん。

人生には取り返しのつかないことがあります。取り返せたとしても、数年感、貴重な若さを棒にふってしまうことだってあります。あとから「あのときがターニングポイントだった」と悔やんでからでは遅いのです。

この世にはかかわってはいけない人種もいます。変われない人間もいます。これは絶対のルールです。貴女に、この真実を伝える役目になってしまって残念です。

恋愛コラムを書く以上、スッキリするものを提供したかったのですが、今回だけはシビアでダークな文章になってしまったことを、どうか許してください。

その男と一緒にいて、自己肯定感下がっていませんか?

(文:浅田さん@恋愛を語る奇術師、イラスト:ますだみく)

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