「MAQUIA」10月号では、歯科医・関 有美子先生が考案した「小顔舌トレ」をご紹介。あご下のむくみや口元のシワなど、悩み別の舌トレ法をレクチャーします!
歯科医/関 有美子先生 直伝
小顔も美肌も血色感も 小顔舌トレで手に入れる
真の小顔を目指すなら、鍛えるべきはズバリ“舌”。さまざまな美容効果に加えて健康効果も得られる、歯科医考案の欲張りエクササイズ「舌トレ」をご紹介します。
歯科医
関 有美子先生
歯科医として勤務する傍ら、女性誌やTVなど幅広いメディアで活躍。著書に『歯科医が教える即効1秒小顔』(主婦と生活社)など。
顔の土台をしっかり鍛えて エイジレスな小顔をキープ
口周りを活用する手軽なエクササイズで小顔に導く“舌トレ”。一般的な小顔メソッドが顔の表面を鍛えるのに対し、舌トレはインナーマッスル。喉の奥にある舌骨を囲む筋肉群“舌骨筋”を中心に鍛えます。
「表面だけ鍛えても効果は一時的。インナーマッスルと表層筋をダブルで鍛えて顔の土台をしっかり強化すると、リバウンドしない小顔が手に入ります」(関 有美子先生)
また、血行促進によるエイジングケア効果や、唾液分泌による免疫力のUPなど、小顔以外にも多くの効用が得られる点も舌トレの魅力。
「とはいえ、舌が疲れるまで行うのはNG。1日1セットから始め、慣れてきたら朝昼晩の3セットに増やして。インナーマッスルは効果がジワジワ現れるため、1カ月ほど続けると輪郭や横顔の変化を感じるはず」
悩み別舌トレ
口臭予防&美肌&ほうれい線対策に 舌8の字回し
舌を大きく回すトレーニングは、舌先で頬の内側を押しながら頬筋をストレッチすることでほうれい線ケアが可能。また、唾液の分泌を促して口臭を予防するほか、唾液に含まれる若返りホルモン・パロチンの効果で美肌に。
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口を閉じて上の犬歯の表面に舌を当て、奥歯から前歯までぐるりと歯茎を押しなぞる。
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前歯を通って反対側に移動し、同様に歯茎を押しなぞる。1〜2を5回繰り返して。
大きく舌を動かすため、舌を支えるインナーマッスル「舌骨筋」全体を鍛えることができる。
フェイスラインすっきり、あごのもたつき解消に 舌ねじりタッピング
普段行わないねじりの動作で舌全体をしなやかに鍛え、左右運動によるあご下の動きが二重あごを予防。続けることで輪郭もシャープに。舌の根元にある唾液腺を刺激するため、美肌ホルモンであるパロチンの分泌も促進。
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口を開き、舌先で舌裏の根元を触る。舌を丸めたまま、表面が右を向くようにねじる。