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10年後になくなる仕事と残る仕事

ライフスタイル

AI(人工知能)技術の発達で、近い将来なくなると予想されている仕事があることを知っていますか? 10年後、20年後、30年後の未来、なくなる仕事と残る仕事とは? コラムニストのトイアンナさんに教えてもらいました。就職転職の参考にしてみてください。

トイアンナ

感情労働はAIには難しい

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ライターでも、「ゲームの攻略法やスポーツを解説するライター」は消えると予想されていますが、人生相談を受けるコラムニストは生き残る確率が高そうです。

カウンセラー、保育士、占い師も同様に主な仕事が「相手の感情を受け止め、慰めて勇気づけること」にあるため、AIでは補完しづらいはずです。

転職を視野に入れるなら「人間味」を考える

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転職を考えているのなら、上記「残る仕事」をできるだけ選ぶようにしましょう。

事務系で転職を考えるのであっても、「取引先同士の事情を把握し、かなりの意訳もすることで取引をまとめられる翻訳担当者」や「なかなか職場を辞めてくれない、けれどリストラ対象になっている人の説得役」など、感情労働が求められる現場を選ぶのがカギ。こういったところでは人間が必要です。

これからの仕事は、感情労働が生き残る……なんだか逆に原始時代へさかのぼるような気もしますが、効率的な業務を競ってもいずれAIに負けるのであれば、感情をいかに仕事へ生かしていくかが重要です。

目の前の転職では同業他社へ動くのであっても、長い目では「この職場へたとえAIが導入されてもクビにならないよう、私が出せる感情労働の価値はなんだろうか」と考えてみるのが、手っ取り早い対策でしょう。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

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