こんにちは、ヨムーノライターの内山愛理です。
マネー系編集者として「お金が貯まる人・貯まらない人」を10年以上に渡り1,000人以上取材してきました。取材で得た知見とデータをもとに、貯蓄のコツをご紹介します。
今回スポットを当てるのは「財布の使い方」。
これまで、「財布の使い方」をちょっと変えるだけで、みるみるムダな出費が減り、お金が貯まるようになった人をたくさん見てきました。
貯蓄成功者に共通する(そして貯まらない人はほぼやっていない!)簡単な極意をレクチャーします。
金運アップ1:毎日、中身を掃除する
貯まる人は、お金を出すとき以外にもお財布をこまめにチェックします。外出先から帰ったらレシートや期限切れのクーポンは出し、行かなくなったポイントカードは速やかに処分。
毎日財布を掃除することで、残金の確認はもちろん、レシートやクーポンをチェックすることで自分のお金使いのクセも確認でき、家計簿をつけるのと同じような管理効果が期待できます。
金運アップ2:お札は必ず入れておく
貯まる人のお財布が、すっからかんということはありません。
「お金はさみしがり屋だから仲間のいるところに集まる」と言われているように、ある程度、管理できる額のお金は、必ずお財布の中に入れています。
「入れておくと、つい使っちゃうから」と言ってほとんどお金が入っていないのが貯まらない人。でもそれは、お財布にお金を入れたはじから使っていくので「入っていない」だけだったり。
週予算程度のお金をキチンと入れて、管理しながら使っていくのが貯まる人のスタイルです。
金運アップ3:常に「今いくら入っているか」言える
貯めている人は、いま財布にいくら入っているのか、10円単位まで(1円単位の人も多数!)把握しています。それは、自分がいくら使っているのか、あといくら使えるのか、わかっているということ。いくら入っているのかわからないと、ズルズル使ったり何かあるたびにお金をおろしてしまいがち。使うたびに残金を確認するようにすれば、自然とお金の管理が身に付きます。
金運アップ4:カバンに入れっぱなしにしない
家に帰ったらカバンをポーン。お財布はその中に入りっぱなし……なんて人が多いのでは?
貯まる人は、お財布をカバンの中に入れっぱなしにはしません。使った日は中身を出して整理し、お手入れをして、「お財布置き場」に置きます。
財布を放置するということは、お金を放置するということ。お財布を大事にする姿勢が、お金を大切にする姿勢へとつながります。
金運アップ5:お札の向きをそろえる
貯蓄が多いという意味だけでなく、社会的に成功している「お金持ち」にも多い共通点。
「お金が入ってきやすいように」とお札の絵柄を下にして入れる人も。
貯まる人には、しわしわのお札や、お札の向きをバラバラにしている人はほとんどいません。扱い方がきちんとしているからこそ、数字もしっかり管理できるのです。
まとめ
一見、節約ややりくりには関係なさそうな「お財布の使い方」。
でも、そこにはお金に対する姿勢や管理体制が如実に表れます。お金を貯めるには、まずお金を丁寧に扱うこと。丁寧に扱えば、自然と現状の持ち金が把握でき、ムダ遣いがなくなり、どんどんお金が貯まるようになるはずです。