3. 調味料2つでできる。圧力鍋で手羽元のさっぱり煮
「圧力鍋って、扱いがむずかしそう、高額、重い、って思ってる人が多いイメージです。実際に過去の私もそうで、知人に頂いたまま怖くて1年くらい放置していました。
その後、料理がうまくいかず悩んでいた時期に、図書館で圧力鍋レシピ本を借りてきて使ってみたんです。いざ使ってみたら、こんなに簡単でおいしいのかと…… なんでもっと早く使わなかったんだと後悔しました(笑)。
このレシピは定番のおかずですが、定番のレシピこそ、圧力鍋を使うことでグレードアップさせられます。初めて使う人はまずこのレシピから初めてみてはどうでしょう。
今では、お味噌汁もゆで卵も、全部圧力鍋を使って作るほどにハマってます!」
がんばらなくても、おいしい料理が作れるように
「読んでいただいて薄々感じたかもしれませんが、私は料理が苦手なだけでなく、かなりの面倒臭がり。それなのに昔は “ちゃんとおいしい料理作らなきゃ” と必死で、必要以上に料理に追われた生活をしていた気がします。
少ない調味料でおいしく仕上がる料理を、機械の力を借りて完成させる。そこにハーブやスパイスを加えて、バリエーションを増やしてみる。そうするとなんだかおしゃれだし、無理しなくてもおいしい料理は作れるんだなって、今は感じています。
今我が家では、味付けもラクをしたくてほとんど塩か塩麹しか使いません。素材の味がよく引き立って、なんでもおいしくなるんです」
料理が苦手で苦労したという過去から、試行錯誤を重ね、自分や生活に合う料理を探してきたというえぎちゃん。
今の生活を聞くと、帰宅したら料理が完成しているように炊飯器の予約をしておいたり、オーブンに入れているあいだに保育園にお迎えに行ったりしているといいます。毎日のリズムができて、気持ち的にすごく安定したんだそう。
小さなお子さんがいる人や、料理が苦手な人は一度、『機械に任せる調理』を試してみては?
編集/古矢 美歌、選定・コメント/伊藤 萌希(macaroni編集部)