10月に入り、秋の実りもいよいよ本格的になって来ました。五穀豊穣に感謝する神嘗祭も間近です。そこで今回は、浜松のうなぎパイでも有名な「春華堂」の和菓子ブランド「五穀屋」の手詰め最中「五穀最中 よつ割り」をご紹介します。五穀屋は古来より日本人の食や健康を支えてきた五穀と、味噌や醤油などの発酵食品を使う、個性的な和菓子ブランドとして人気のお店です。
10月に入り、秋の実りもいよいよ本格的になって来ました。五穀豊穣に感謝する神嘗祭も間近です。そこで今回は、浜松のうなぎパイでも有名な「春華堂」の和菓子ブランド「五穀屋」の手詰め最中「五穀最中 よつ割り」をご紹介します。五穀屋は古来より日本人の食や健康を支えてきた五穀と、味噌や醤油などの発酵食品を使う、個性的な和菓子ブランドとして人気のお店です。
みんなで分け合って食べたい! 五感が気持ちいい最中
「五穀最中 よつ割り」の皮には、もち米、もちきび、もちあわ、ひえ、高きび、もち赤米が練りこまれていて、これらのプチプチした軽快な歯ごたえが何ともクセになります。
正方形の皮のちょうど真ん中に十字の割れ目が入っているのですが、これは「田」の字をイメージしたもの。昔から日本人にとって大切な「田んぼ」を表していて、割れ目にそって4つに割り、御福わけのように誰かと一緒に食べることで、和気あいあいと皆で食べられるようになっています。
「パリッ」と割れば、何とも軽快な音と感触が伝わり、食べる人の気持ちをワクワクさせてくれます。そしてふんわり香ばしい五穀の香りに、思わず唾を飲み込んでしまいます。まさに五感で楽しめる最中と言えます。
秋の食欲をそそる個性的なあんこ4種
もちろん美味しいのは皮だけではありませんよ。「五穀最中 よつ割り」は、4つの個性的なあんこを楽しむことができます。どのあんこも滑らかでとろっとした柔らかさ。パリッとした最中の皮とは対照的で、その食感差が楽しめます。
食べる順番は、もちろんお好みでOKですが、それぞれの特徴を味わい尽くせるように、以下のようなサッパリしたものから食べていくのが筆者のおススメです。
まずは「ゆず米酢」です。ゆずの香りが米酢独特の風味を絶妙な具合に和らげ、スッキリ爽快な酸味に仕上がったあんこです。
そしてお次は、「醤油あん」です。「五穀最中 よつ割り」の中では唯一、小豆がベースのあんこです。小豆ならではの風味と醤油の香りが織り合わさって、まろやかで甘じょっぱく、みたらしのようにあとを引く美味しさです。
3番目に食べるのは、「塩糀きな粉」がおススメです。きな粉あんに塩糀が入ることで、口当たりの良いクリーミーな味わいが特徴です。きな粉好きにはたまりません。
そして最後は「ごま味噌」です。ごま味噌あんは、味噌、醤油、黒ごま、練りごまをブレンドした濃厚でコクのあるあんこです。味噌を使った一般的なあんこに比べると、塩味が強いのに、なんとも穏やかで優しい丸みのあるしょっぱさが特徴です。
どれもこれまでになかった斬新で深い味わいのあんこばかりですね。気になるあんこから自由に手詰めして食べられるのも「五穀最中 よつ割り」の魅力です。
贈り物にも最適! オシャレな和モダンパッケージ
実は「五穀最中 よつ割り」のパッケージは、アメリカの食の権威、ジェームズ・ベアード財団が主催する食の祭典「Chefs & Champagne®」にてVIPに贈られた特別仕様のデザインを採用しています。
ニューヨークのモダンさを取り入れつつ、日本の田園風景を思い起こさせる美しいラインアートが施されたパッケージはオシャレで、大切な人への贈り物や手土産としてもおすすめです。