ダイエット中の敵といえば、甘いもの。とはいえ、たまには息抜きにちょっとくらい食べたくなりますよね。そんな願いをかなえてくれるのが、無印良品の「糖質10g以下のお菓子シリーズ」。今回はそのなかから「半熟カステラ」をご紹介。甘いカステラが、糖質10g以下とは…。
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甘~い半熟カステラが、糖質10g以下だなんて!
ダイエット中の大敵でもある甘いものですが、たまには食べたくなるもの。でも、せっかく食べるなら糖質の低い物を選んでみませんか?
無印良品から登場している「糖質10g以下のお菓子シリーズ」から今回ご紹介するのは「半熟カステラ」。あの甘いカステラが、糖質オフだなんて……。その味わいをチェックしてみました。
半熟カステラって…?
今やすっかりおなじみのカステラですが、その起源となっているのはスペインにの「パンデロー」というお菓子だと言われています。
室町時代末期に鉄砲とともに種子島に伝わったパンデローは、丸い形で中心が大きくくぼみ、中心がレアな状態。ねっとりとした半熟加減がウケ、現在は「半熟カステラ」としてさまざまなお店で販売されるようになりました。
糖質10g以下のお菓子「半熟カステラ」(102kcal/糖質8.9g)
「糖質10g以下のお菓子 半熟カステラ」150円(税込)
半熟カステラの特徴でもある半熟感は、通常のカステラよりも小麦粉を少なくすることで生み出されます。小麦粉を少なくし、しっかりと卵を泡立てた生地を焼くと、ぷく~っと膨らみ、その後中心がしぼんで半熟に仕上がるんです。
さらに無印良品の半熟カステラは、糖質を抑えるため小麦粉の代わりに大豆粉を使用。しっとりと焼き上げているんだそうです。
パッケージから出してみると、カステラ特有の甘い香りがふわっと。
主な材料は全卵、卵と大豆粉、砂糖なので、甘い卵焼きのような、どこか懐かしい香りに癒されます。ずっと嗅いでいられるような、やさしい香りです。
見た目も、半熟カステラ特有の平らな形。本来はもう少し大きいサイズのものが多いので、まわりが高く中心がへこんでいるのですが、ひとり分の食べきりサイズである本品はぺっちゃんこです。
その半熟度は……
半熟カステラを包んでいる薄い紙をはがしてみると、香ばしい焼き色がお目見え。やっぱり、こんがりとした焼き色が付いたお菓子って、おいしそうに見えますよね♪
おやつにしてはちょっと小さい気もしますが、あまり大きいと糖質も気になるので、このくらいのサイズ感がいいのかもしれませんね。
紙をはがして半分にカットしてみると、全体的にふんわりとした生地が登場。あれっ……半熟の部分が見当たりません。さらに半分にカットしても、残念ながら半熟状態ではありませんでした。
通常市販されている半熟カステラは、焼き時間も短いので冷蔵で3~4日ほど。菌の繁殖しやすい卵を使っているので賞味期限が短いのが基本です。それに比べて無印良品の半熟カステラの賞味期限は製造から45日、しかも常温保存が可能。
半熟でないのは残念ですが、長い間おいしく食べられることを考えると、仕方ないのかもしれませんね。
半熟カステラをひと口ちぎってつまんでみると、スッと口のなかで溶けてなくなってしまいました。見た目はカステラなのに、この口どけのよさには驚きです。
しかも、小麦粉を控えている分砂糖は使っているので、甘さはしっかり感じます。甘さ控えめすぎるとせっかくのお菓子のおいしさも半減してしまうので、この甘さは減量中にはとてもありがたい甘さです。
半熟カステラのねっとり感こそないものの、絹のような口どけと、しっかりとした甘さで十分な満足度。これで糖質10g以下なんて、毎日食べても罪悪感がなく、ダイエットのご褒美としても重宝しそうです。
甘さと口どけは申し分なし!
半熟のねっとり食感を求めると物足りなさを感じますが、その口どけと甘さはダイエット中には大満足、120点です。
あまり我慢しすぎると、続かなくなるダイエット。無印良品の糖質10g以下のお菓子を上手に取り入れて、無理のないダイエットを続けていきましょうね。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。