マルコヴィッチの穴
天才的な“ブラックな発想”の新バイブル。
今をときめくハリウッドの俊英、スパイク・ジョーンズの名を世界に知らしめた1999年の作品です。ある日オフィスで見つけた穴の先には、超奇想天外な世界が。若く美しいキャメロン・ディアスも見どころです。
キング・オブ・コメディ
“一夜の王”の黒い喜劇。
こちらもブラック・コメディの金字塔と呼ばれる、巨匠マーティン・スコセッシの1982年のアメリカ映画。興行的には平均的な結果に終わるも、日本の誇る黒澤明なども愛した“映画人が愛する映画”として有名です。
インヒアレント・ヴァイス
ノーベル文学賞作家が初の映画化を許可!
若くして世界3大映画祭の全てで監督賞を受賞した、稀代の天才ポール・トーマス・アンダーソンの作品をご紹介。彼が愛した70年代のヒッピー文化愛がフィルム上に炸裂。坂本九の『上を向いて歩こう』も登場します。
バードマン
最強チームが描く“真実と挑戦”のコメディ!
昨年の米アカデミー賞で3冠を達成した、今最も旬なアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの今作は、すでに映画史に残るコメディ映画と言われています。119分の本編中で、カットが途切れることはありません。
アメリカン・ビューティー
“アメリカ合衆国”というブラック・ジョーク。
最後にご紹介するのはサム・メンデスの2000年の作品です。タイトルの通り、戦争・金・ジェンダーなどアメリカの抱える問題たちをテーマとして扱った、皮肉たっぷりのユーモアを感じれる、スリルのある1本です。
ネガティブなことも「笑い」に変えて!
いかがでしたか?ちょっと気乗りしないことや、アンタッチャブルなことも粋な笑いに変えてくれるブラック・ジョーク。素敵な映画を観て、毎日の鬱憤をセンスでサラリと乗り越えましょう!