彼氏や旦那さんにイラッ!っとすることありますよね。心理士という職業である筆者でも、よ~くあります(笑)。
彼氏や旦那さんにイラッ!っとすることありますよね。心理士という職業である筆者でも、よ~くあります(笑)。
いくら人の心理を学んでも、イラっとしないようになるのは難しいもの。
でも、イラっとしたことを上手に伝えるコツはいくつか見えてきました。そこで今回は、そのコツについて紹介したいと思います。
怒りながら言わない
誰かに「○○してよ」と怒られ、イライラしてしまった経験はありませんか?
「逆ギレ」という言葉があるように、なにかを伝えるときに一緒に怒りをぶつけてしまうと、それに同調しやすくなってしまいます。
イラっとしたそのテンションで伝えてしまうと、触発されて彼もイラっ。恐らくまともな話し合いにはなりません。
深呼吸をしたり、ひとまずトイレに行ってみたり、可能であれば日を改めるなど、落ち着いてクールダウンしてから指摘するのが正解です。
言い過ぎない
伝えるときは、基本的に“シンプルかつ簡単な言葉”を意識してみてください。
これは彼氏に限らず、お母さんが子どもに伝えるときや、上司が部下に指導するときなども同じこと。人になにかを伝えるときの鉄則です。
「この間もそうだった」「あのときはこうしてくれたのに」と、ここぞとばかりにあれこれ盛り込んで言いたくなってしまいますが、ここはぐっと我慢。
「いま伝えたいことの指摘」にとどめられれば、グッと伝わりやすくなるはずです。
指摘はあくまでも“行動面”
人は、人格批判をされると怒ります。「メール返信がないなんて、なんて思いやりがないの?」と言われると、「決めつけるな」と彼は怒ってしまうかもしれません。
たしかに、“メール返信の有無”だけで、性格まで言い当てることはできませんよね。
メールの返信がないことに困っているなら「メールを返信して」と“行動面”のみの指摘にとどめてみてください。 ここを分けることができると、人付き合いもぐっと楽になるはずです。
アイメッセージで伝える
「あなたがこうだから」という言い方は、必ず相手の批判になります。人は批判されると傷ついたり怒ったりするので、多かれ少なかれバトルに発展することは避けられません。
そこで使って欲しいのが“アイメッセージ(I message)”。「あなたがこうしたとき、私は悲しかった」と、必ず主語を“私”にした伝え方を意識します。
そうすると問題は“彼の批判”ではなく、“あなたが悲しかったこと”とはっきりするので、彼も考えを切り替えやすくなるはずです。
おわりに
頭ではわかっていても、なかなか実践はできないもの。筆者も喧嘩しながら「アイメッセージ忘れてた!」なんて思うことがしばしばですから……(笑)。
ただ、伝え方を少し工夫することで、伝わる回数は確実に増えたと感じています。
今回紹介した方法は“彼”に限らず、だれかになにかを伝える方法として、知っておいて損はないはず。
他の人で練習してから彼に使ってみるのもいいかもしれません。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)