落ち着いた雰囲気で、カジュアルにもかっちりした服装にも合わせられる、使い勝手のよいリュックがほしい。そんな思いを叶えてくれるブランドを見つけました。それは「NIZYU KANO(ニジュウカノウ)」。国産素材の風合いが活かされ、使いやすさも考慮されたリュックは、いつも一緒に出掛けたくなるアイテムです。
素材の風合いを感じられる、使い勝手のよいリュック
ご夫婦2人で、バッグを中心とした暮らしまわりの道具を制作している「NIZYU KANO(ニジュウカノウ)」。ブランド名は、日本のお守りに見られる飾り結びで、願いを叶えてくれると伝わる「二重叶(にじゅうかのう)結び」に由来します。そうした意味がある結びと同じく、手にする人にとって価値のあるものになるように。そんな思いで、シンプルで使いやすいバッグを生み出しています。
中でも今回紹介したいのはリュックです。個人的に、リュックはどうしてもカジュアルな印象が強いものが多く、かといってシンプルすぎると味気なくなってしまい、ちょうどよいバランスのアイテムを見つけるのが難しいと感じていました。そんなときに見つけたのが、NIZYU KANOのアイテム。
ナイロンやレザーなどの素材は、かつてバッグメーカーでデザインを手掛けていたという2人が選び抜いた国産のもの。デザインは一貫してシンプルで、その風合いがよく映えます。また、ポケットやファスナーの引き手の配置は、使いやすさを考えて1mm単囲で何度も調整するという細かな配慮も。こんなリュックなら持ちたい!と感じる魅力が詰まっています。
まるで天然素材のようなナイロンリュック
「FUKUI SIWAナイロンリュック」は、国産のナイロンに細かな凹凸をつける塩縮加工と、撥水加工を施したオリジナルの生地で作られたもの。一般的なナイロンに多いシャカシャカとした質感とは異なる、ギュッと詰まった生地と自然なシワが、まるで天然素材のよう。表面がフラットなので、その豊かな風合いが見た目からもよく伝わります。
ファスナーにはヌメ革を使用した引き手が4つ付けられていて、上からや横から、どこからでも開閉しやすくなっています。内側にはポケットがたくさん。上段にカードケースなどが入れやすい小さめのポケットが2つ、中段にはA4サイズのファイルも入る大きめのポケットが1つ。さらに、下段にはものの出し入れがしやすいよう口が外側に向かって斜めに付けられたポケットが2つあります。全体がメッシュで中身が見えやすいのもポイントです。鍵が見つけやすいようキーフックも付いているのがうれしいですね。外側背面にもファスナーポケットがあり、すぐに取り出したいスマートフォンなどを入れるのに便利です。
FUKUI SIWAナイロンリュック BLACK・DARK GLAY
M W28×H42×D13cm 19,900円(税別)
L W32×H48×D14cm 20,900円(税別)
斜めのファスナーがポイントのライトナイロンリュック
ポケットの斜めのラインがアクセントになった「ライトナイロンリュック」は、さらに軽量の国産ナイロンを使用。こちらも撥水加工と、洗いっぱなしのようなシワ感が出るワッシャー加工により自然な風合いが引き出されています。上部のハンドルには豚革が使用され、落ち着きが感じられる大人っぽい作り。
ファスナーは高級感のあるメタル製で引き手は4つ。こちらも内ポケットが5つ、キーフックも1つ付いています。カラーは明るすぎないキャメルベージュやネイビー、ブラックなど、さまざまな服装に合わせやすいバリエーションです。
ライトナイロンリュック
M W27×H42×D12cm 16,900円(税別)
L W32×H47×D12.5cm 17,900円(税別)
カラーや革の組み合わせが選べる帆布のリュックも
ナイロンではなく帆布を使用したタイプもあります。発色が美しい倉敷帆布の「CANVAS RUCK」は、ナチュラルホワイトやレッド、グリーンなど15色から選んでオーダーできるアイテムです(写真左)。
また、本体は蝋引きのパラフィン加工を施した倉敷帆布で、ハンドルやショルダーベルトに牛革を使用した「キャンバス×レザーリュック」もあります。本体はブラック・ネイビー・キャメルの3色で、革はブラックとベージュが選べるので、同色で組み合わせてシックにまとめたり、革のカラーをアクセントにしたりとお好みのデザインにすることが可能(写真右)。
どちらのリュックも内部に5つのポケット付きで、MとLの2サイズ展開です。
いつも手に取りたくなるほど、暮らしに馴染むリュック
NIZYU KANOにはキッズサイズのリュックもあるので、ご家族で揃えてもおしゃれです。ほかにもボディバッグやサコッシュ、ショルダーバッグなどもありますよ。
ご購入は公式オンラインショップや取扱店舗でどうぞ。取扱店舗では展示販売が行われ、たくさんの種類が揃うタイミングがあるので、FacebookやInstagramをチェックして足を運んでみてはいかがでしょうか。
素材の風合いが活かされたデザインと使いやすさが備わったリュックは、意識せずとも毎日手に取るようになるもの。そんなふうにあなたの暮らしに馴染むアイテムをぜひ見つけてください。
photo / NIZYU KANO
NIZYU KANO