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手が老ける前に!正しいハンドクリームの塗り方を覚えよう

手が老ける……とはよく言ったものですが、手は体の中でも最も老化のサインが現れやすいパーツ。手荒れ予防や見た目を若々しく保つためにも、ハンドケアは重要です! 今回は、日常生活で気をつけたいポイントやハンドクリームの効果的な塗り方をご紹介。

「手が老ける」とは? 手は最も老化のサインが表れやすいパーツ

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手を見れば年齢が分かるというけれど……

普段は衣服に覆われていないため、いつも素の状態にさらされている“手”。水仕事などで酷使される部分でもあり乾燥を感じやすいので、ハンドクリームをこまめに塗ってケアしているという人も多いでしょう。

しかし、“手”が体の中でも最も老化のサインが現れやすいパーツであることは、意外と知られていないのではないでしょうか? 今回はまず、そんな事実を裏付ける興味深い調査データをご紹介します。

手が老けるのは本当! 「手肌年齢」は実年齢+10歳以上

大手家庭用品メーカーのP&Gが、20代から50代までの主婦各10人・計40人の手肌の写真を109人の主婦に見せ、「それぞれ何歳の手に見えるか?」と質問しました。

すると、年代別平均では20代が実年齢「+6.26才」、30代が「+4.25才」、40代が「+1.48才」となり、いずれも実年齢より“老けた手”に見えるという驚きの結果に! 50代でようやく「-3.94才」と、実年齢より若く見える結果になったものの、とくに20代と30代は実年齢と「手肌年齢」の差が大きく、約3人に1人が「10歳以上も老けて見られた」とのこと。

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手は意外と見られています!

さらに、20~50代の主婦600名に「人と対面する時に相手の年齢を推測するために見てしまう」部位はどこかと尋ねたところ、1位は「顔」(89.9%)、2位は「手・指」(69.8%)、3位は「首」(58.8%)という結果に。

顔の老化のサインはメイクである程度カバーできても、手は目につきやすい上になかなかカバーがしにくい部分。せっかくフェイスケアやメイクを頑張っているのに、ハンドケアを怠ったせいで「思ったより年齢が上なのかな?」と思われてしまっては損ですよね。

さらに、手肌は顔の皮膚に比べて新陳代謝のスピードが遅いため、一度シミやシワといった老化のサインが現れると、なかなか元に戻すのが難しくなります。若々しさをキープするためにも、ハンドケアはしっかり行っておきたいところです!

手が老けるのを防ぎ、若々しい手を保つためのポイント3つ

それでは、手荒れを避けて若々しい手肌をキープするためには具体的にどうしたら良いのでしょうか? 日常生活で気をつけたいポイントは以下の3つです。

手が老けるのを予防するケア1:手が濡れたらしっかり水分をふき取る

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しっかりと水気を拭き取りましょう

手を洗った後、シャッシャと水を切るだけ……などと横着していると、手に残った水分が蒸発するときに肌の水分まで一緒に奪われてしまい、乾燥を加速させてしまいます。タオルやハンカチで指と指の間まできちんと拭き取るようにしましょう。

手が老けるのを予防するケア2:手の紫外線対策も忘れずに行う

顔には一年中しっかり日焼け止めを塗っていても、手はうっかり油断してしまうことが多いもの。紫外線はメラニン色素を増やし、皮膚の水分を奪って、手肌のシミやシワの原因となります。やはり手にも一年中、日焼け止めを塗るのがベターです。紫外線カット効果のあるハンドクリームを塗ればラクですね。

手が老けるのを予防するケア3:洗剤を使う時はゴム手袋を着用する

食器用洗剤や住宅用洗剤などに含まれる界面活性剤は手荒れの原因の一つ。手にやさしいと書かれてあっても、必ずゴム手袋を使いましょう。お湯を使って食器などを洗うときは、あらかじめ手にハンドクリームを塗っておき、その上からゴム手袋をすると、パック効果で保湿成分が浸透しやすくなり一石二鳥です。

ハンドクリームの効果を引き出す基本の塗り方

水や外気にさらされやすく、人の目にもつきやすい手ですが、逆にいえば“目についた時にいつでもさっとケアできる”のは大きな利点。手の乾燥が気になったらこまめにハンドクリームを塗っているという人は多いのではないでしょうか。でも、意外と手のすみずみまできちんと塗れている人は少ないようです。ここで、ハンドクリームの効果を最大限に引き出す、基本の塗り方をおさらいしておきましょう。

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これでは手の甲にしか行き渡りません!

まず初めに、NGパターンをご紹介。ハンドクリームをチューブから直接手の甲につけ、そのまま両手の甲をこすり合わせるようにして伸ばしていませんか?ベタつきを嫌うあまり、ついやってしまいがちな塗り方ですが、これではクリームを手肌全体に十分に行き渡らせることはできません。

ぜひ、次の塗り方を試してみてください。

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1. 手のひらにクリームをパール粒ほど出し、両手をこすり合わせるようにして温めます。こうすることでクリームの伸びが良くなります。

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2. 片手で、もう片方の手の甲をやさしく押さえるようにプレスして、クリームをなじませます。体温を利用してしっかり浸透させましょう。

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