無料の会員登録をすると
お気に入りができます

寝る前に牛乳を飲むメリットとは? 体にも美容にも良い効果まとめ

飲む量は一日1〜2杯程度に

picture

牛乳を飲んで、おなかを壊したことがありませんか? なぜ、おなかを壊してしまうのでしょうか。それは、牛乳は戦後、アメリカから供給された食品で、欧米人に比べて日本人の胃は消化に慣れていないためです。

一日1杯~2杯程度が、日本人の胃にちょうどよい分量。おなかを壊しやすい人は、自分の体と相談しながら飲むようにしてくださいね。

乳糖不耐症の人は注意

牛乳を飲むと毎回おなかを壊すという人は、乳糖不耐症の可能性が高いです。これは、ラクターゼという酵素の働きが鈍く、乳糖を上手に消化吸収できないために起こります。(※8)

乳製品をまったく受け付けない人もいれば、少量やホットなら大丈夫などさまざまなので、心配な方は医療機関で相談してみるといいかもしれませんね。

牛乳を飲んで、おやすみなさい

わたしたちの体の中で、カルシウムはとても大切な役割を果たしています。寝ている間も体の各所でカルシウムが使われていますが、食事をとらないため、睡眠中はカルシウムが不足しがちなのです。(※9)

今回ご紹介した効果効能だけでなく、体からカルシウムが不足しないためにも、睡眠前に牛乳を飲むことは大切。ホットミルクを飲んで体を温めれば、気持ち良くぐっすりと眠れそうですね。

監修:杏林大学医学部付属病院 外科(消化器・一般外科)竹内弘久(たけうちひろひさ)

【参考資料】

1 食品成分データベース|文部科学省
2 日本人の食事摂取基準(2015年版)|厚生労働省
3 朝食が快眠の鍵握る|睡眠健康大学
4 ビタミンB2の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット
5 疲労回復のための栄養素の効果的な摂取|東京医科大学|公衆衛生学分野
6 牛乳 | 成分情報 | わかさの秘密
7 日本栄養・食糧学会誌 第64巻 第6号
8「乳糖不耐症」と「牛乳アレルギー」|一般社団法人長野県医師会公式サイト
9 牛乳を寝る前に飲むと良いと聞きますが、なぜですか | 明治 | Q&A
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ