飲む量は一日1〜2杯程度に
牛乳を飲んで、おなかを壊したことがありませんか? なぜ、おなかを壊してしまうのでしょうか。それは、牛乳は戦後、アメリカから供給された食品で、欧米人に比べて日本人の胃は消化に慣れていないためです。
一日1杯~2杯程度が、日本人の胃にちょうどよい分量。おなかを壊しやすい人は、自分の体と相談しながら飲むようにしてくださいね。
乳糖不耐症の人は注意
牛乳を飲むと毎回おなかを壊すという人は、乳糖不耐症の可能性が高いです。これは、ラクターゼという酵素の働きが鈍く、乳糖を上手に消化吸収できないために起こります。(※8)
乳製品をまったく受け付けない人もいれば、少量やホットなら大丈夫などさまざまなので、心配な方は医療機関で相談してみるといいかもしれませんね。
牛乳を飲んで、おやすみなさい
わたしたちの体の中で、カルシウムはとても大切な役割を果たしています。寝ている間も体の各所でカルシウムが使われていますが、食事をとらないため、睡眠中はカルシウムが不足しがちなのです。(※9)
今回ご紹介した効果効能だけでなく、体からカルシウムが不足しないためにも、睡眠前に牛乳を飲むことは大切。ホットミルクを飲んで体を温めれば、気持ち良くぐっすりと眠れそうですね。
【参考資料】