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「好みのタイプ」を聞かれたときの回答3パターン

恋愛・結婚

次のデートに誘われなかった、フェードアウトされた……。そんな女性たちの「デートの失敗談」をラブホの上野さんが分析する連載です。このデートのどこがダメだったのかを、紳士的かつ論理的に解説します。

今回の場合は、彼をポジティブ認定すればいい

それでは最後に、今回の失敗をリカバーする方法について解説させていただきましょう。

まず彼は「自分は嫌われたのではないか?」と不安に感じておりますので、その不安を払拭してあげることが重要でございます。

もっとも簡単に彼の不安を払拭する方法は、ご質問者さまのほうから彼をデートに誘ってしまうこと。特に彼が悩んで行動できずにいる場合は、ご質問者様のほうからデートに誘うことで彼の不安は確実に払拭できることでしょう。

とはいえ、これで払拭できるのは「ご質問者様に嫌われたのでは?」という不安だけ。彼にはまだ「ネガティブという自分の本性がバレたら嫌われてしまうのではないか?」という不安が残されているのです。

ですので、次のデートの際にはこちら側の不安も払拭してあげなければならないのですが、これは決して難しいことでは御座いません。

それどころかご質問者さまが「ポジティブな人が好き」と言ったのは、2人の関係をより強固にするためのチャンスですらあるのです。

そもそも、ご質問者さまはポジティブな人が好きなのですから、少なくともご質問者さまの中では、彼はネガティブな男性に写っていなかったことでしょう。

だとすれば、ご質問者さまが彼のポジティブなところを伝えることで、彼は自分も気がついていなかった自身の魅力に気がつくことができるのです。

たとえば、彼はデートの前に「デートが失敗したらどうしよう」と非常に悩む方かもしれません。

一般的にそれは非常にネガティブといえるでしょう。しかしこれも見方を変えて「デートが成功するために一生懸命努力をする」と言い換えれば、前向きに努力をするポジティブな人間ともいえるのです。

ここで重要なのは、彼の考えそのものを否定しないということ。

「自分は○○だからネガティブだ」と思っている方に対して「あなたは○○じゃないよ」と言っても、その言葉は届きません。

なぜならば「○○」の部分は明らかに事実なので、それを否定されると本当の自分を見てもらえていないような気がしてしまうのです。

ですので、○○の部分は否定せず、「○○だからポジティブだ」というように考え方を変えて彼のことを肯定してあげなくてはなりません。これは恋愛に限らず、さまざまな場面で使えるテクニックで御座いますので、練習をしておいて損はないでしょう。

そうして彼すら気がついていない彼の魅力を伝えることができれば、彼の心を掴めることは間違いありません。

ご質問者さまは彼のどんなところが気になって、彼を好きになったのでしょうか?

それはきっとご質問者さましか知らない、彼のポジティブな部分でしょう。

そんな彼すら気がついていない魅力を、ちょっとだけ見方を変えて伝えてあげてくださいませ。

(文:ラブホの上野さん、イラスト:タテノカズヒロ)

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