3. からだの芯まで温まる「酒粕だしの魚介鍋」
最後にご紹介するのは、酒粕を溶かしただし汁で魚介を煮た和風鍋のレシピ。だしにはみそも入っていて、複雑な味わいになります。具材を加えるごとに旨みが深まる絶品鍋ですよ。
だし汁がこっくりとしていて舌にまとわりつき、同時に酒粕の芳醇な香りも楽しめます。食べ終わったあとには体の芯までポカポカしてくるので、これからの寒い季節にぴったり。
材料
・だし汁……800ml
・酒粕……80g
・みそ……大さじ1杯
・しょうゆ、みりん、市販の白だしなど……適量
・鮭、たら、ほたてなどの魚介類……お好みで
・水菜、しいたけ、豆腐などの野菜類……お好みで
作り方
みそと酒粕は、温めただし汁で溶かしながら加えます。とくに酒粕は溶けにくいので、少しずつ溶かします。しっかりと全部溶けたら味見をして、しょうゆやみりん、市販の白だしなどを加えて好みの味にします。
だし汁ができたら、あとは具材を加えて煮込むだけ。具材に火が通ったら食べごろです。卓上コンロで具材を追加しながら、熱々を召し上がれ♪
お好みで七味とうがらしをかけると、さらにおいしく食べられます。残っただし汁にご飯を入れて、しめの酒粕ぞうすいも楽しんでみてくださいね。
家庭にある発酵食品を “ちょい足し”
発酵鍋に使う発酵食品は、わざわざ買いそろえなくても家庭にあるものを “ちょい足し”するだけで作ることができます。今回ご紹介したもののほか、ヨーグルトや納豆、黒酢やワインなど、その種類はたくさん!
具材やだし汁、つけダレにうまく利用して、自分流の発酵鍋レシピを考えてみてくださいね。