女子が泣いて喜ぶ！美しく美味しい宝石箱のようなカヌレセット／るぅさんのおすすめお取り寄せ vol.5

お世話になっております。るぅのおいしいうちごはん、管理人るぅです。「るぅさんのおすすめおとりよせ」のコーナーも4回目を迎える運びとなり、そろそろ私という人物が見え隠れする頃ですが、実は私、製菓衛生師を持ってるんですね。一応、専攻がフランス菓子だったこともあり、ある程度のものは作れまして、実際好きでよく作るんですが、唯一私が家で作らず外で買うもの、それが「カヌレ」です。

るぅさんのおすすめおとりよせ

まず、カヌレとは、フランス・ボルドー女子修道院で古くから作られる伝統菓子。卵、牛乳、砂糖、小麦粉から成る生地にたっぷりのバニラビーンズとラム酒で香りをつけ、カヌレ型という銅製の型で焼いたお菓子です。表面はカリっとしているのに中はしっとり。そのコントラストが美味しさのひとつなのですが、実はそのバランスが難しいお菓子。カリっと食感が強すぎればしっとりが生きず、しっとりが強すぎればカリっとが生きず、両者を生かすバランスは実に難しいもの。

おいそれとできるものではありませんし、そのハードルの高さを考えたら、カヌレを販売してくれるお店があること自体、私にとっては土下座もの。私は生涯カヌレを買い続けることでしょう。

ということで、連載5回目は「カヌレ」。岡山県岡山市にあるガトーミュールさんのカヌレです！

こちらは、全国でも珍しいカヌレ専門店。TVや雑誌に特集されること多数、イベント出店時も大人気！なお店なのですが、実はこのカヌレ、地方発送もしてくれるんです。お店のホームページではオンラインでの注文はできませんが、問い合わせフォームや電話で注文ができるんです！「婦人画報のお取り寄せ」さんなどでも購入はできるのですが、お店で買うといいことがあるんです…！（それは後ほど）

多彩なフレーバーのカヌレセット

まず、カヌレはクール冷凍便で届きます。賞味期限は製造日から冷凍で約1ケ月。解凍は常温に15～20分ほど置くだけですので、食べる分だけのカヌレを解凍すればOK。また、夏場は10分程の解凍でいただくと果実感がUPするそう（いずれも一度解凍したカヌレはその日のうちにお召し上がりください）。

箱を開ければ宝石のようなカヌレが鎮座。

今回は定番カヌレより私のおすすめを8種セレクトさせていただきましたので、ひとつずつ見ていきたいと思います。

まずは、カリっとした表面を香ばしいきな粉に包まれたのが「きな粉」（左上段）。「黒糖と胡桃」は、柔らかい黒糖の風味に胡桃のカリカリ食感がクセになります（右上段）。ほろ苦コーヒーがふんわり香り、トップのデコレーションも美しい「カフェ」（右下段）。そしてダークチョコレートの風味満載、誰もが愛する味の「ショコラ」（左下段）です。

お次が、アールグレイ風味の生地とイチジクのドライフルーツが相性抜群の「ドライフィグ」（左上段）。「バニーユ」は、バニラとラム酒がしっかり香り、外せない定番の味です（右上段）。口溶けのよいクリームにカリっと食感のフィアンティーヌとバナナがデコレーションされた「バナーヌ」（左下段）に、最後が塩キャラメルとバニラの風味が贅沢すぎる「キャラメル・サ・レ」（右下段）です。

この他、甘さ控えめながらもしっかり胡麻が香る「セザム」、岡山産の大納言小豆と京都の抹茶を使用した「抹茶大納言」などなど、定番だけでも10種類のカヌレが用意されているうえ、季節限定のフレーバーもあります。

季節の限定のフレーバーはシーズンごとに変わりますが、2019年の秋は、トップにりんごのコンフィチュールをのせた「りんご」、チョコレートのカヌレに栗のクリームをのせた「マロンショコラ」と、これまた乙女心をくすぐるセレクト！

美味しいうえに嬉しいおまけが付いてくる！

カヌレは直径2.5～3cm、高さ3cmほどのプティサイズですが、表面はカリッと、中はしーーーっとり。表面のカリッと食感はとても絶妙で、いつまでも噛み締めたい美味しさを。中のもっちり＆しっとり食感は、次々と食べたくなる美味しさを与えてくれます。フレーバーごとに甘さは異なりますが、いずれも甘すぎることなく、大人リッチな味わいで、噛めば噛むほど豊かな風味が感じられます。いとうまし。