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理想的な「尊敬し合える関係」って、どうすれば作れるの?

恋愛・結婚

夫婦でも恋人同士でも、「尊敬しあえる関係」って素敵ですよね。

夫婦でも恋人同士でも、「尊敬しあえる関係」って素敵ですよね。

でも、日々を一緒に過ごしていると、どうしても旦那さんにイラっとしたり、「なんで結婚したんだろ……?」と思ってしまったり。

「尊敬できないな」と感じることもあるでしょう。

そこで今回は、「相手を尊敬する」ための心構えをいくつかご紹介します。本当にお互いを尊敬しあえる関係って、いったいどうすれば築いていけるのでしょうか?

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相手をわかった気にならない

人は「わからない」ことがあると不安になります。そのため、なにかと理由をつけて「謎」の部分や「不明確」な部分を無くそうとする心の動きが働きかけるもの。

たとえば、彼が何回か待ち合わせに遅刻すると、「彼はルーズ」と決めつけてしまってはいませんか?

それはもしかしたら、「彼=ルーズな人」というある意味での“理由”をつけて、無意識のうちに不確定な要素を取り除いているのかもしれません。

「彼はルーズ」だという先入観があると、彼が間に合った日は「偶然」と片づけ、うっかりした失敗もすべて「ルーズだから」と考えがち。

それを繰り返していると、いつの間にか彼を「ありのまま」で評価することができなくなってしまいます。

相手のことを「わかっている」というのは「幻想」だといっても過言ではありません。彼の一面を見て、「すべてわかった」気にならないよう、心がけていきましょう。

「わからない」ところにこそ、新たな彼の「尊敬ポイント」がひそんでいるのですから。

自分の“当たり前”を疑ってみる

相手のことを自分の“当たり前”を基準に判断していませんか?

たとえばあなたが早起きが得意なら「早起きできないなんて意思が弱い」と考えてしまったり、親から「漫画を読むやつはダメだ」なんて言われていると、その通りに評価してしまったり……。

でもあなたのなかにある“当たり前”は、いったいだれにとっての“当たり前”なのでしょう?「みんなこう思ってる」の「みんな」は、あなたが知りうるなかでの「みんな」でしかありません。

「正しい」「間違っている」の基準は人の数だけ無数にあるもの。「だれか」の“当たり前”で彼を判断しないで、あなたの目でしっかりと見てあげてください。

お互い「違う人」だと意識する

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関係が深くなってくると「自分と同じように考えているだろう」と思ってしまいがちですが、本来「違う人である」ということを忘れないで欲しいのです。

「同じでないとおかしい」と思っていると、意見をどちらかに合わせることがメインになってしまい、お互いに相手のことを否定的に見てしまいます。

でも、「そもそも違う人」と考えていれば、相手と自分の考えがちがっていても「あなたはそう考えるのね」と相手の意見を受け入れることができます。

「ちがい」を意識して、相手を大切にしてこそ、尊敬しあえるはずだから。

おわりに

筆者が考えるに、「尊敬」するためには「自分だけの基準で判断しない」ということが一番大切だと思います。

尊敬しあっているカップルは、自分のことも相手のこともとても大切にしているもの。まずあなたが「相手を尊敬する」すると、自然な形で、あなたにもかえってくるはず……。

相手のことを自分の世界の中ではなく「ありのまま」で評価できる素敵な関係を目指してみていただけたら幸いです。

(矢島 みさえ/ライター)

(愛カツ編集部)

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