野菜嫌いなお子様もこれなら食べられるかも!? ピーマンのほろ苦さと肉ダネのジューシーさがマッチした昔ながらの人気おかず「ピーマンの肉詰め」をご紹介します。ピーマンからはがれない、ふわっとやわらかい肉ダネを作るコツもぜひ参考にしてくださいね。
ふわっとやわらか♪ ピーマンの肉詰めの作り方
調理時間:40分
子どもから大人まで大好きなおかず「ピーマンの肉詰め」ですが、肉ダネが固くなってしまった……または、生焼けだったなんて失敗談はありませんか?
ふわっとやわかくジューシーに仕上げるコツは、タネのこね方と焼き方にあります。コツをおさえたレシピでぜひチャレンジしてみてくださいね。
材料(4人分)
・ピーマン……7~8個
・豚ひき肉……300g
・玉ねぎ(小)……1/2個
・卵……1個
・パン粉……1/2カップ
・牛乳……大さじ4杯
・ケチャップ……小さじ1杯
・塩……小さじ1/2杯
・こしょう……少々
・小麦粉……大さじ1杯
・ケチャップ(トッピング用)……適量
※豚ひき肉は合挽きひき肉でも代用可能です。
コツ・ポイント
肉ダネに少量のケチャップを加えると、ほんのり甘酸っぱさが加わりジューシーなお肉の味をより引き立ててくれます。また、ソースをかけたときの味なじみがよくなり食べやすくなりますよ。
作り方
玉ねぎは5mm四方くらいにカットします。耐熱容器に入れて、ふんわりラップをしレンジ500Wで2分加熱しておきます。
ピーマンは洗って縦半分にカットします。へたの部分に包丁で切り込みを入れて、へたと種を取り除きます。この時、器になるピーマンの形がくずれないように注意しましょう。
ピーマンのヘタと種をとったら、茶こしで小麦粉を全体にふりかけます。粉が肉ダネとの接着剤代わりになります。
まず、ひき肉から水分とうまみを引き出すために、塩を入れてしっかりこねます。白い脂身部分が赤身と混ざり合い、粘りがでるまでこねましょう。
ポリ袋を使うと洗い物が少なく手軽ですよ。肉の温度が上がってしまうとおいしくないので、できるだけ冷たいうちに手早くこねるのがコツです。
ひき肉をしっかりこねたら、玉ねぎ、卵、パン粉と牛乳(あらかじめ合わせてふやかしているとGood)、こしょう、ケチャップを加えよく混ぜ合わせます。
均一に混ざり合えば肉ダネの完成です。15分ほどねかせると、全体がよりなじんでおいしくなります。
焼いているとピーマンから肉ダネがはがれてしまうという失敗があります。まずは肉ダネを少量とり、ピーマンの底にしっかりはりつけておきましょう。接着剤のような役割になります。
底に肉ダネをしっかりはりつけたら、あとは押さえつけることなくこんもりと詰めます。こうすることで焼き上がりがふんわりジューシーで食べごたえも増しますよ。
焼き目をきれいに仕上げたい場合は、肉ダネの上からも小麦粉を薄くふっておくとよいでしょう。