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年末の大掃除に!汚れを根こそぎ落とす、フローリング掃除のコツ

ライフスタイル

普段の掃除だけでは落ちないフローリングの汚れ。一見きれいに見えるようでも、実は日々の生活の中で汚れが蓄積していて、簡単には落とすことができません。そんな頑固な汚れを大掃除で一掃しませんか。汚れを根こそぎ落とす、フローリング掃除のコツをご紹介します。

ワックスの塗り方

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【用意するもの】
マスキングテープ/フロアワイパー/タオルまたはマイクロファイバークロスなど、毛ば立たない布/床材に合ったワックス/ゴム手袋や靴下もあると便利です。

【方法】
(1)事前の掃除をする
まずワックスをかける前に、先ほどご紹介した掃除をひととおり済ませ、フローリングをしっかり乾かします。前日に掃除を済ませている場合は、乾いたフロアワイパーで埃を取り除いておきます。汚れやゴミが残っていると、それごとワックスでコーティングされてしまうので、事前の準備はしっかりと。また、動かせる家具や荷物は移動しておきましょう。

(2)マスキングテープで保護
壁や巾木、動かすことができない家具、ドアストッパーなど、ワックスが付いて欲しくない場所にマスキングテープを貼って、予め保護をしておきます。

(3)ワックスを塗る
布に適量のワックスをつけてフローリングに塗っていきます。液体ワックスの場合は、少量のワックスをフローリングにたらし、それを布で伸ばしていくように拭いても構いません。いずれの場合もゴム手袋をしておくと、手が汚れないだけでなく手荒れの防止にも。
塗る順番は、ワックスを塗り終わった床を踏まないように、部屋の奥からフローリングの板に対して平行に塗っていきましょう。直角、あるいは円を描くように塗ると、ムラになったり、溝にワックスが溜まってしまったりします。また、万一ワックスを踏んでしまった時のために靴下を履いておくといいでしょう。

(4)乾燥させる
ワックスを塗り終わったら、フローリングを乾かします。かかる時間はワックスによるので、使用説明書に従ってください。

(5)二度塗り
ワックスのタイプにもよりますが、二度塗りをすると保護する効果が高まります。一度目のワックスが乾いたら、3の要領で二度塗りをすることをおすすめします。

(6)マスキングテープをはがす
二度塗りのワックスが乾いたら、マスキングテープをはがして完了です。

こんな大掛かりなワックスがけはできそうにないと言う場合は、フロアワイパー用のワックスシートを使ってもいいでしょう。その場合も、事前の掃除などはしっかりと行ってください。

ワックスがけの頻度とおすすめの時期

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ワックスの効果をより高め、仕上がりを美しくするには、ワックスがけにいい時期や頻度があります。

ワックスがけの頻度

ワックスがけは手間がかかって面倒だと感じるかもしれません。でもしっかりワックスをしておけば、フローリングをきれいなまま長持ちさせることができます。そのためには、3か月に1回はワックスがけをするのが理想。少なくとも半年に1回は行うようにしましょう。

おすすめの時期や時間帯

ワックスをかけたフローリングは、しっかりと乾かす必要があります。ですから、ワックスを塗るならば湿気の多い雨や曇りの日よりも、晴れた日がおすすめ。また、風の強い日はホコリが舞ってしまうので避けたほうがいいでしょう。
季節的には、夏はワックスが早く乾きますが、かいた汗がフローリングに落ちて跡になってしまうこともあるので、真夏はおすすめしません。反対に寒すぎると、ワックスが固まってしまい、真冬もおすすめできません。
時間帯は、ワックスを乾かす時間が必要なので、午前中から始めるのがベストです。

今日からすぐに習慣にしたいフローリング掃除

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一度に掃除からワックスがけまでをやろうとすると、とても大変に思えますが、まずは毎日のフローリング掃除を習慣にしてみてはどうでしょう?フロアワイパーを使えば、朝起きて歯を磨きながら、片手で掃除することができます。また、常に手の届くところにシートをセットしたフロアワイパーを置いておけば、フローリングを汚したときに、すぐに掃除をすることができて便利です。日頃からこまめに掃除をしておけば、あとは年に数回、ワックスをかけるだけ。フローリング掃除は、部屋がきれいになるだけでなく、床を長持ちさせる効果もあるので経済的にもお得です。早速、フローリング掃除を習慣にしてみませんか。

photo / Shutterstock

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