無料の会員登録をすると
お気に入りができます

やりくり上手が実践!家計を助けるレンタル活用術

ライフスタイル

買わずにレンタルで済ませることで、お金・時間・労力の節約につながる4つのポイントをお伝えします。

あると便利なモノは世の中にたくさんあります。周りの人が持っているのを見て、我が家も買ってもよいのではないか……と思い買ってみたけれど、思っていた以上に使用頻度が低く、買ってしまったことを後悔したことはありませんか?

今回は保有することでお金や場所、手間がかかってしまうため、レンタルを活用した方がよいモノについてお伝えします。

買うよりレンタルがお得! 4つの判断ポイント

税金がかかる:不動産(固定資産税)、車(自動車税)
お金がかかる:車(保険料、ガソリン代、駐車場代等)
場所をとる:大型のスーツケースなど
保管に手間がかかる:着物、アウトドア用品など

picture

キャンプ用品はレンタルがおすすめ!

1.税金がかかる

不動産は固定資産税、車は自動車税と、保有するだけで毎年税金がかかります。どちらも生活必需品ですが、持つだけで税金がかかるため、保有するより借りた方が家計は楽になります。

例えば、古い実家など、誰も住んでいない家を保有していることもあるでしょう。荷物や思い出があるため家を処分できず、ただ税金を払い続けている場合もあります。思い出では、教育費や老後資金は賄えません。

処分しきれない荷物はトランクルームなどを活用し、その家を貸すか売るかして「お金」に換えていかなければ、「負の資産」として家計からお金を奪っていくだけの存在となります。

2.お金(ランニングコスト)がかかる

ランニングコストのかかる代表として車が挙げられます。上記の自動車税に加え、ガソリン代、駐車場代、任意保険など、20歳から70歳まで10年毎に200万円の車を買った場合、車に対する生涯コストは約3,000万円です。軽自動車だとしても約2,000万円、2台保有すれば5,000万円です。

会社員の生涯賃金は、約2億から2億5,000万円と言われていますが、せっせと稼いだお金の多くを車に消費していることを知っておきましょう。

滅多に乗らない、勤務先が近い、公共交通機関が発達しているのならば、借りる選択をしたほうが、もっと自分と家族の幸せのためにお金を使うことができるようになります。

3.場所を取る

大型のスーツケースは年に一度使うかどうかではありませんか? その割には、押入れの場所をずいぶん取ります。使用頻度が少ないのに場所を取るものは、レンタルを利用した方が賢いです。

1週間で5,000円程度なので、使う時だけレンタルした方が、場所もお金も節約になります。他にも、スキーやスノーボードなど、大型のスポーツ用品で使用頻度が少ないモノもレンタルのほうがよいでしょう。

4.保管やメンテナンスに手間がかかる

保管に手間がかかる物が着物やアウトドア用品です。着物はカビや害虫から守るためにも、定期的に虫干しさせる必要があります。また、小物も含めると、使用頻度の割には場所を取りますので、レンタルを活用する方が楽です。

アウトドア用品の中でも、炭で汚れたBBQコンロやテント、テーブル、イスといったモノは、保管に手間と場所を取ります。キャンプ場や施設でレンタルしたほうが楽です。

また、市街地ではシェアサイクルを活用する人が増えています。最近のシェアサイクルは目的地に1番近いサイクルポートで自転車を返すことができるので、歩くにはちょっと遠いけれど、バスや電車などに乗るほどの距離でもないという場合に役に立ちます。

転勤などで引っ越しが多い、自転車の置き場所がないといった場合は、買わなくてもシェアサイクルで十分事足りるのではないでしょうか。

「あると便利」は、なくても困らない

我が家の鉄則に「あると便利なモノは買わない」というものがあります。「あると便利なモノ」は、そもそも「なくても困らない」うえに、持つことでストレスの原因になることも多々あるからです。

全てを「保有」しても、そこにはランニングコストや保管場所、手間や労力がセットで必要になります。それらこそが、生活や人生を煩雑にし、幸せという本質的な事を遠ざけてしまいます。

「シンプル イズ ベスト」と言うように、本当に必要な物をしっかり見極め、生活や家計をシンプルにすることで、お金と時間、場所に余裕が生まれ、その余裕が結果的に「心の余裕」に繋がり、本来やるべき事に集中できたり、新しい事に挑戦する気持ちが持てたりするようになります。

【関連記事をチェック!】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ