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サイゼリヤは台湾でもすごかった 各メニューがお値段以上のクオリティ

サイゼリヤが台湾で独自の進化を遂げている。

安くて美味しい庶民の味方・サイゼリヤ。「サイゼリア」と誤表記されがちだが、正しくは「サイゼリヤ」である。

今や台湾、香港に限らず中国でも「聖母のよう」だと評価されている当社だが、気になる海外のメニューはどういたラインナップがあるのだろうか。訪台した記者がお店にお邪魔してみた。

■台湾サイゼリヤはタンパク質が多め

今回訪れたのは、日本人を含む外国人が多く住むエリアにある店舗。店内は清潔で明るく、日本のサイゼリヤを彷彿とさせる作りになっているのだが、おなじみの「天使の絵」ではなく、イタリアの景色等が描かれたアートが飾られていた。

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気になるメニューはこちら。全体的に日本より品数が多い。

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メインディッシュはグリルチキン、ステーキの他にミートボールやサーモンなど見たことのないものが。

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また、定番である「辛味チキン」の他に、チキンナゲットやジャガイモのチーズ焼きなどのおつまみも豊富だ。

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■ランチメニューも低価格

日本では500円とお得なランチだが、台湾でも99元~(約356円)とリーズナブル。パスタ、ドリア、ピザに定価45元のドリンクバーが付いてくるシステムだ。

実質料理が54元(194円)という狂っているとしか思えない価格設定なのだが、これが平日毎日行われているのだから驚きである。

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今回は99元メニューから、「カレードリア」を注文。サイズが大きく、一品のみでも大変満足できる量が提供された。日本のミラノ風ドリアはなんだか物足りないという人でも、これならお腹いっぱいになることが可能だろう。

■ピザが驚くほど美味い

せっかくなので、こちらも豊富なピザメニューから「クワトロフォルマッジ」と「マルゲリータ」(ミニサイズ)を注文してみた。通常サイズは約20cm、ミニサイズは約15cmと設定されており、一人でも頼みやすい心遣いが印象的だ。

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運ばれてきたピザの皮は、日本よりもふかふか。

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厨房でこねられたものなのだろうか、少し不揃いな形が一層味わい深さを醸し出している。見た目通りに柔らかく、食べ応えがある上にチーズもたっぷり。

クワトロフォルマッジはかなりレベルが高く、下手なイタリアンで食べるよりも美味しい。ハチミツは最初からかかっているタイプで、チーズとのあまじょっぱさがクセになる一品だった。

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一方マルゲリータは安定のお味だが、きちんとハーブを乗せている所が嬉しい。ミニサイズとはいえ手を抜いている様子は一切なく、最後まで美味しく食べることが出来る。正直どちらも日本で販売してほしい…。

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■大人向けメニューもばっちり

そして、こちらも日本には無いメニュー「牛モツトマト煮込み」。牛の胃袋、豆、トマトをピリ辛に煮込んだ大人が好みそうな料理である。

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モツがたっぷり入っており、アラビアータのような味付けが非常に食欲をそそるので満足度はかなり高め。これで無限にワインが飲める気がする。モツが苦手な人でなければ、台湾を訪れた際に是非注文してほしい。

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