■気になるお会計は…
以上のメニューにサラダを追加し、二人で食事をした結果お会計はなんと405元(約1460円)。一人当たり約720円だ。現地の物価を加味しても十分安い。
何より満足できる内容で、まさにお値段以上の体験だった。ちなみに、会計はクレジットカードの使用も可能。こちらも日本とは違うポイントの一つだろう。
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■ランチタイムは大人気
記者がお店を訪れたのは昼11時のオープン直後。ビジネス街というよりは住宅地に近い、比較的都心から離れた立地であるにも関わらず続々とお客さんが入店し、あっという間に満席になっていた。
客層もおじいちゃんと孫、近所に住んでいるであろう主婦、昼休みの学生など幅広く、多くの人に愛されていることが見受けられた。
■着実なローカライズが人気の秘訣
豊富な食生活を誇る台湾には安価で美味しいグルメが沢山あるため、レストランの競争は激しい。名物の牛肉麺や巨大な唐揚げがひしめく中、日本のメニューをそのまま持ってきただけでは、ここまで地域に根付くことはなかっただろう。
イタリアンテイストを守りつつも、モツや肉、魚料理の種類を増やし、かつ低価格路線を貫くことで台湾人の心をつかんだサイゼリヤ。海外店舗でも企業努力を怠らないその姿勢に拍手を送りたい。
(文/しらべぇ編集部・AKO)