時代はシックな大人弁！わっぱや竹かごと相性のいい8つの常備食材

毎日お弁当を作っているけれど、ついプチトマトやブロッコリーを入れてしまう。憧れの曲げわっぱのお弁当箱を買ったので、おしゃれなお弁当を作りたい。

……そんなかたは必見！無理に飾ることはなく、自分がおいしく食べられて気分も上がる、そんな自分のためのお弁当（通称、大人弁）を作るのに便利な食材をご紹介します。

すでに家庭にあったり、スーパーでよく見かけるあの食材が、大人弁作りの救世主になりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね！

まずはじめにご紹介したいのが「大葉」。スーパーで安く手に入り、形や色合いもお弁当箱に映えるので、とても重宝する食材です。

使い方としては、おかずの味移りを防ぐ「仕切り」にするのがおすすめ。そのほか、細かく刻んで卵焼きに混ぜたり、つくねやハンバーグに巻いて焼くと、風味がよくて食欲もわく一品が完成します。

ジャムなどの空き瓶に少量の水を注いで大葉を立て、冷蔵庫で保存すると日もちしますよ！

独特の風味とさっぱりとした味わいの「みょうが」は、大人弁にぜひ活用したい食材。薬味としておかずにのせるほか、天ぷらにしたり酢の物にしてもOK。甘酢に漬けたミョウガでお寿司を作るのもおすすめです。ほんのりとした紅色で、お弁当がパッと華やかになりますよ。

保存の際は、保存容器にみょうがが浸るくらいの水を入れて冷蔵庫で。生のまま冷凍保存も可能ですが、みじん切りにしておくと、すぐに使えて便利です。

栄養がいっぱいで健康食としても注目されている「ごま」は、お弁当作りにもいろいろ使えて便利。ほうれん草などのお浸しとあえれば、風味もグッとよくなりますよね。

また、肉や海苔など、茶や黒系の色合いのものにふりかけると、アクセントになって見栄えもよくなるんです。ごはんにも、ふりかけをかけるより上品な印象になります。長く保存できるので、白ごまも黒ごまも常備しておいて、お弁当作りにたくさん役立ててください！

抗菌・防腐の効果が期待される「梅干し」は、まさにお弁当にうってつけの食材。また、真っ白なご飯にポツンと置くだけで、とっても“お弁当らしく”なるところも魅力的です。

種をとって包丁でたたいた梅肉は、肉や魚に挟んで揚げたり、和え物にしたりと料理にも大活躍。製法によって色合いや味わいもさまざまなので、お気に入りを見つけたり、上手に使い分けてみてくださいね。

食物繊維や鉄分などの栄養素がいっぱいで、うまみも抜群の「塩昆布」。これだけで味が決まるので、手早く済ませたいお弁当のおかず作りにとても役立ちます。ご飯に混ぜておにぎりにしたり、和え物にも大活躍です。

また、パスタやうどんなどの麺類と一緒に炒めると、調味料を入れなくても味わい深くおいしい一品ができあがります。「困ったときはこれ！」と思えるほど、心強い「助っ人食材」です。

おそらくどの家庭にも必ずある「かつお節」は、お弁当作りにぜひ活用したい食材です。おかずに旨味を足したいときや、お浸しなどの汁っぽいおかずの水分吸収にとても役立ちます。

曲げわっぱや竹かごは、おかずに汁気が多いと漏れやすいので、心配なときにはさっとかつお節を和えてみましょう。フタを開けたときの風味もよく、和風のお弁当箱との相性も抜群！だしを取るだけではもったいないので、どんどんお弁当作りに活用してくださいね。