余った「パン粉」、棚の奥で眠らせたままにしていませんか? さっさと使い切りたいけれど、時間をかけて料理する時間がなく、揚げ物をするのはちょっと面倒……。それなら、トースターを使ってお弁当のおかずにしてしまうのがおすすめ。今日は3つの “揚げないパン粉レシピ” をご紹介します。
チーズがとろり「カレーライスコロッケ」
ライスコロッケといえばライスを仕込んだり油で揚げたりと、すこし手間のかかる印象。でも、お弁当に入っていたらちょっとテンションが上がりませんか? そこで、残り物のカレーとトースターを使って簡単に作れる「カレーライスコロッケ」をご紹介します。
材料(3〜4つ分)
・ごはん……お茶碗1杯分(約200g)
・余ったカレー……約120g
・とろけるチーズ……適量
・小麦粉 もしくは 片栗粉……適量
・たまご……1個
・パン粉……適量
作り方(調理時間:約10分)
① ごはんにカレーとウスターソースを入れて混ぜ、作りたい数に分けてラップに乗せる。ピンポン球くらいの大きさが食べやすい。
② ラップごと手のひらに乗せ、チーズを入れて丸く包む。
③ 形を整えたらラップを外し、小麦粉を薄くまぶして卵をまとわせ、パン粉をつける。パン粉はしっかりと密着するようぎゅっと手で包むように押さえる。
④ アルミホイルを敷いたトースターに並べて、500Wで5分ほど焼く(途中で回転させ、まんべんなく焼けるようにすると綺麗です)。
カレーだけじゃなくウスターソースを入れることで味が引き締まり、冷めてもおいしく仕上がります。焼き色をしっかりつけたい場合、焼き時間を増やしても焼き時間はご家庭のトースターによって異なるので、様子を見ながら温めてください。
磯辺揚げより簡単「チーちく海苔フライ」
安くていつでも手に入るちくわ。中にチーズが入った “チーちく” や、きゅうりが入った “ちくわきゅうり” はお弁当の定番ですよね。今回はちくわの磯辺揚げからヒントをもらい、チーちくをのりが入ったフライにします。トースターで焼くうえ、小麦粉も卵も必要ないズボラレシピです。
材料(ちくわ2本分)
・ちくわ……2本
・さけるチーズ……1本
・マヨネーズ……大さじ1
・青のり……大さじ5
・パン粉……1カップ
作り方(調理時間:約5分)
① さけるチーズを半分に割き、ちくわの中に入れる。
② ①のちくわの表面にマヨネーズを乗せ、スプーンで伸ばす。裏返して塗る必要はなく、今回は上面と側面だけでOK。
③ 青のりを混ぜておいたパン粉を②にたっぷりかけ、密着するよう手でぎゅっと押さえる。
④ アルミホイルを敷いたトースターに並べて、500Wで5分ほど焼く。こんがりとキツネ色がつけば完成。
ちくわ全面にパン粉をまぶして回転させながら焼くとていねいですが、このレシピでは時短を重視して簡単に。パン粉に混ぜるのは青のり以外にも、粉チーズやバジル、ごまもおすすめです。
いつものおかずにふりかけて「香草パン粉」
ハーブのいい香りと、さくっとした衣の食感がいい「香草パン粉焼き」。サーモンや白身魚、ホタテなどでよく作られますよね。今回はその「香草パン粉」部分を子どもでも食べやすい味にアレンジして調理。いつものお弁当のおかずにかけて、脱マンネリしてみてください。
材料
・パン粉……50g
・パセリ……10gほど
・オリーブオイル……大さじ3g
・粉チーズ……大さじ2