『サザエさん』カツオが借りてきた本をめぐるエピソードに、多くの視聴者が疑問を覚えている。
友人に物を貸した経験は誰にもあるはず。しかし、その物が思わぬ相手に渡っていることも…。2日放送の『サザエさん』(フジテレビ系)でのサザエの行動が波紋を呼んでいる。
■花沢家から借りた本に大ハマリ
ひょんなことから、カツオはクラスメイトである花沢さんの父から小説『嗚呼!風雲髑髏城』を借りることに。漢字ばかりで読めずにいたところ、波平が大ハマリ。お風呂に入るのも忘れて読みふける。
そして、別の日には「読みだしたら止まらないの〜」とサザエもハマってしまい、タラちゃんが「ママが遊んでくれないです〜」と愚痴をこぼすほどに。
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■本の行方に驚き
そんな大人たちを夢中にさせる『嗚呼!風雲髑髏城』だが、ある日サザエが「裏のおじいさん」に無断で本を貸していたことが判明。
驚くカツオに、サザエは「『ぜひ読みたい』って言われてね〜」と悪びれる様子を見せず。裏のおじいさんから本を貸してくれたお礼までもらい、ルンルンになるのだった。
■ネットで反響相次ぐ
子供が借りてきた本を無断で又貸ししたサザエ。放送を受け、ネット上では「又貸しは非常識だよ」「いくら親しい関係でも又貸しはダメでしょ(笑)」「失礼すぎない?」と反響が。
まさかの急展開に驚いた視聴者は少なくなかったようだ。
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■貸し借りが原因で関係が悪くなった人は…
借りたものはきちんと返すのがルール。又貸しをすると、万が一返ってこない場合のトラブルだけでなく、貸してくれた人との信用問題にも関わるだろう。
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,666名を対象に「物やお金の貸し借り」について調査したところ、2割が「物やお金の貸し借りで友人や家族との関係が悪化したことがある」と回答していた。
普段はのほほんとしたエピソードが多い同アニメだが、極稀にきわどいエピソードが放送されることがある。今回はまさに波紋の回だったのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日〜2015年6月22日
対象:全国20代〜60代の男女1,666名(有効回答数)