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いちごの種類はいくつある?王道種から新種までおすすめ12選

大人も子供も大好きないちごは種類が豊富♪ 日本各地で栽培されており、登録されている品種はなんと300にものぼります。この記事では、おすすめの品種をたっぷりご紹介。誰もが知る王道のいちごのほか、地域では有名というご当地いちご、新種のいちごもありますよ♪

いちごの種類は300種類以上!

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世界的に見ても日本人はいちご好き。国内で本格的な栽培が始まったのは第二次大戦後になりますが、さまざまな品種改良がおこなわれ、約300種ものいちごが登録されています。数多い品種のなかでも代表的なもの、おすすめのものをご紹介します。

王道のいちご4種類

【とちおとめ】(栃木県)

1996年に登録されて以来、全国で食べられている人気のいちごです。鮮やかな赤色をしており、形はきれいな円錐形。甘味と酸味のバランスがよく、とてもジューシーです。果肉がかためなので日持ちがよく、収穫直後は特に香りが強いことも特徴。名前には、栃木のイメージといちごの持つ女性らしさ、多くの人に親しみを持たれるようにという願いが込められています。

【あまおう】(福岡県)

濃厚な味わいを楽しめるあまおうは、2005年に品種登録されました。「あかい・まるい・おおきい・うまい」という名が表しているように、赤くてふっくら大粒。世界でもっとも重いいちごとして、ギネスワールドレコーズに認定されています。酸味が少ないため、濃厚な甘みを感じやすいことも特徴。果肉がかためなので食べ応えもしっかりです。

【紅ほっぺ】(静岡県)

市場にも多く出回る「章姫(あきひめ)」と「さちのか」を交配し、誕生したいちごです。果皮も果肉も赤く、ほっぺが落ちるくらいおいしいということから名づけられ、2002年に品種登録。少し縦長の長円錐形をしています。甘味と酸味のバランスが絶妙で、濃厚な味わい。そのまま食べることはもちろん、練乳などをつけて味わう食べ方もおすすめです。

【さがほのか】(佐賀県)

大粒の「大錦」と味と香りに優れた「とよのか」から生まれた品種です。大変香りが強く、ジューシーでまろやかな味わい。やや大き目のスッとした円錐形をしており、しっかりした歯ごたえが特徴です。果皮の色味がよく風味がよいため、スイーツの飾りにも向いています。2001年に佐賀県で品種登録されました。

ご当地で人気のいちご4種類

【いばらキッス】(茨木県)

大きくてきれいな円錐形のいちごは、とってもジューシー。糖度が高い果実にはほどよい酸味があり、果汁は多め。やや大きく、果皮は濃い赤色をしています。「とちおとめ」とレッドパール×章姫から作られた「ひたち1号」を交配。さらにそのなかかられた苗を選抜して育成されました。

【越後姫】(新潟県)

「ベルルージュ×女峰」と「とよのか」を親にもつ、香り高いいちごです。大粒で皮は赤く、白い果肉は果汁たっぷり。甘味が強く酸味がまろやかです。また、寒冷地栽培が可能なベルルージュの特性も兼ね備えています。「かれんでみずみずしく、新潟のお姫様のよう」ということからその名がつけられました。

【まりひめ】(和歌山県)

「さちのか」と「章姫」を交配した、和歌山県産のいちごです。県の民芸品「紀州てまり」の愛らしさにちなみ命名されました。縦長円錐形でやや大きめ。甘味が強く、濃厚な味わいを楽しめます。2016年からは、品質の高い「まりひめ」だけでそろえたプレミアムいちご、「毬姫様」も販売されています。

【ゆうべに】(熊本県)

熊本の「熊(ゆう)」といちごの「紅色」で「ゆうべに」。熊本県産大粒いちごの名前は、100年に一度のいちごイヤーである2015年に、一般公募で決定されました。きれいな円錐形をしており、パッと目をひく鮮やかな赤色。甘味と酸味のバランスが大変よいと高い評価を得ています。歯ごたえのある、ややかための果肉です。

新種のおすすめいちご4種類

【かおりん】(埼玉県)

2019年に品種登録された、埼玉県産いちごです。オレンジがかった赤色をしており、とにかく香りが豊か。食べ始めから食べ終わりまで、甘い香りを感じられます。糖度が高く酸味もしっかりしているため、味わいは濃厚。ジューシーで果皮はかためなので、歯ごたえも食べごたえも抜群です。

【あまりん】(埼玉県)

「かおりん」と同時に品種登録された姉妹いちごです。やや大きめで果皮だけでなく果肉も赤色。「あまりん」の名のとおり糖度が高く、酸味が控えめなので、強い甘味を感じられます。練乳などをつけずそのまま味わいましょう。ちなみに、「かおりん」「あまりん」とも、名付け親は埼玉県秩父市出身の林家たい平師匠なんですよ。

【珠姫(たまひめ)】(奈良県)

オレンジがかった色と、さっぱりした甘味が特徴のいちごです。とにかく大きく、ひと粒平均30g超。80gを超える超ビックサイズも収穫されています。2019年に品種登録出願がされたばかりで、まだ正式登録はされていませんが、農林水産省から出願公表されたため、販売が開始されました。

【いちごさん】(佐賀県)

「さがほのか」以降20年ぶりとなる、佐賀県産の新品種です。2018年に品種登録されたいちごのキャッチコピーは「眺めてうっとり、かじって甘い」。丸みを帯びた縦長でつやがよく、果皮だけでなく果実の中まで鮮やかな赤色をしています。ほどよい酸味があり、やさしい甘さ。果汁たっぷりのみずみずしさも特徴です。

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