コストコの人気商品の中から「アボカド」をピックアップしてご紹介!アメリカ生まれの会員制倉庫型店「コストコ」には、人気の商品がいくつもあります。この記事では、コスパ・サイズ・食べ方・保存法など、あらゆる角度から「アボカド」を徹底解析します。
コストコの「アボカド」とは?
コストコの「アボカド大玉 5玉」899円(税込)
コストコの「アボカド」は、メキシコ産の大玉サイズ5玉がワンネットで販売されており、価格は899円(税込)です。日本で販売されているアボカドのほとんどがメキシコ産ですが、ここまで大きくて立派なアボカドにはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。
コストコの野菜売り場には、部屋がまるごと冷蔵庫になったコーナーがありますが、アボカドはその中ではなく、冷蔵部屋の外に並んでいます。 常温で販売されているので、購入の際は注意してくださいね。冷蔵室を探してもみつかりませんよ。
人気の理由はどこに?
さて、ではどうしてコストコの「アボカド」が人気なのか、その秘密を紐解いていきたいと思います。まずは、コスパ面からスタートです。
市販品の高品質Lサイズアボカドの価格は約250円ほど。青果の業界で俗名"パンツ"と呼ばれる白いフカフカのネットを履いたワンランク上のものです。コストコのものはそれ以上の品質だと思われますが、価格は1玉あたり約180円と圧倒的に高コスパです。
続いて、大きさについて調べてみましょう。コストコの「アボカド」は、商品名に大玉とはっきり表記されている通り実際かなりの大きさです。
重さはどうでしょう?スケールで計量したところ275gありました。一般的なアボカド1玉の重さは170gなので、コストコは100g以上も上回っていました。これには驚きです。
しかもご覧の通り、アボカドにありがちな表面の傷やへこみがほとんどありません。切って中身を確認したところ、果肉も美しく黒い筋や斑点がまったく見られませんでした。
こんな高級クラスのアボカドが1玉約180円ほどで手に入るのですから、人気があるのも当然ですよね。家庭用だけではなく、お店で提供するために購入する方が多いのもうなずけます。コストコのスタッフにもリピーターが多いそうですよ。
食べ頃について
左:完熟 / 中:追熟中 / 右:未熟
ご存じのようにアボカドには食べ頃があります。黒く熟したものがもっともおいしく、緑色のものはまだ熟していないため、追熟する必要があるんですね。
コストコの「アボカド」は5玉入りで、熟し具合が均一ではないのですぐに食べなくても大丈夫!黒く完熟したものから順番にいただきましょう。
よく熟したアボカドはヘタが簡単に取れます。色以外の目安として覚えておくと便利ですよ。また、ほかにも弾力が出る・ナイフが簡単にスッと入るなどの完熟サインがあります。
この状態になったら、ねっとりと濃厚な味わいになった証拠。アボカドならではのおいしさを十分に楽しんでください。
追熟方法
追熟方法はいくつかありますが、気温20度以上で熟成が進みますので、冬ならエアコンのあたる場所などで、乾燥しないよう加湿しながら温度調整をします。
また、バナナやりんごなどの果物と一緒に袋に入れておくと、エチレンガスによって早く熟成するそうなので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫で保存する場合
野菜保存用の袋に入れてから野菜庫で保存しましょう。あるいは、紙袋などの通気性のあるものを用いてください。アボカドは一度冷蔵庫に入れると追熟しなくなるので、必ず熟してから冷蔵庫に入れましょう。
また、切ってから保存する場合は酸化防止のために切り口にレモン果汁を塗り、できれば種付きのままラップに包んでから保存します。