「大好きなカレの元へ!」
『他に好きな人がいた。旦那と別れてその人を選んでいたら、こんなに不幸じゃなかったんだろうなってずっと後悔してる』
『旦那の友だちが好きだったからその人と付き合う。こんな最低旦那とじゃ一生幸せになれない』
『元カレと結婚する。あの頃は優しいだけの男はつまらないと思って、旦那を選んでしまったけど、結婚して思うのは、優しさは何にも変えられないということ。今頃元カレは優しい奥さんがいるのだと思う……』
『モテモテだったから公務員と結婚する。大好きだった彼のところにいきます!』
後悔に次ぐ後悔?「時よ、もどれ」を切望するママたち
そして、詳しいワケは明らかにされていませんが……「次こそは旦那を選ばない!」という強い実感のこめられた、切実コメントもそれなりの数が届いております。
『早くあのときに戻してください!!』
『子どもたちには申し訳ないが、もどりたい!』
『人生返して。きっと旦那も同じだと思うけど』
『旦那と出会うなんて、まっぴらごめん』
『さようなら旦那』
『知り合う前にもどれるなんて本望だわ』
「恋愛・結婚はもうお腹イッパイ」
最後は、「その他」と回答したママに多かった意見のご紹介です。思わず「結婚は人生の墓場」などという言葉が頭に浮かんで、ちょっとドキリとさせられるコメントの数々。素晴らしい側面がありながらも、難解さも持ちあわせているのが恋愛や結婚ではないでしょうか? ママたちも心当たりがおありだと思いますが、恋愛・結婚によって何かしらの制約が生まれてくるのが事実。一部のママたちはご自身の経験をへて、「自由であること」・「恋愛・結婚に縛られないこと」を望むようです。
『たぶん誰とも付き合わない。面倒だから』
『旦那にもアプローチしないし、誰とも付き合わない。一生独身でいいや~。恋愛とか結婚はもう面倒くさい』
『旦那と結婚したのが失敗だったと思うから一生独身がいい。二度と結婚なんてしたくない』
『付き合わない。男はいらない。こんなに苦を味わっているから生涯独りでいい』
『誰とも付き合わない。もう男から束縛されたくない。自由でいたい』
ママたちの人生において、間違いなく大きな地位を占める恋愛や結婚。今回のトピックにより、「自分の恋愛や結婚の経験を通し、ママたちの恋愛観・結婚観・人生観は、良い意味でも悪い意味でも、大きく変わってくる」ということが、つまびらかにされたような気がします。
ただ、幸福の中に不幸があったり、不幸の中に幸福があったり。ママの気持ちは日々揺れ動き、とても一筋縄ではいかないのが結婚生活の現実、ということを筆者は感じたりします……。幸福感もやるせなさも、どちらもひとまとめにして抱きながら、家族のため、自分自身のために、結婚生活という荒波の中で奮闘するママたちに心から敬意を表したいと思います。
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko