無料の会員登録をすると
お気に入りができます

アレを高めて仕事もスムーズに!…「苦手な人」をなくす簡単なコツ

ライフスタイル

「あの人、どうも苦手」と思うことって、多かれ少なかれ誰しも経験したことがあるはず。メンタルコーチの中島輝さんによると、その感情は自己肯定感と関係性があるとのこと。そこで、中島さんに、苦手な人との人間関係も良好になる、自己肯定感の高め方を教わります。

あなたは今、職場や友人、親戚などの人間関係に悩みを感じていませんか? なかにはどうしてもうまく付き合えない「苦手な人」もいるかもしれません。人間関係が良くないと、何かと生きづらさを感じますよね。そうした状態は、最近話題の自己肯定感と関係していることもあるようです。

そこで今回は、自己肯定感を広く伝えるメンタルコーチの中島輝さんに、人間関係と自己肯定感との関連性や、苦手な人とうまくやるためのコツを教えていただきました。

苦手な人がいるなら、自己肯定感が低い状態になっているかも

picture

――今、苦手な人がいるなど、人間関係に悩んでいる人は、自己肯定感が低いということなんでしょうか?

中島さん 自己肯定感とは、「自分が自分であることに満足でき、自分を価値ある存在だと受け入れられること」です。自己肯定感は、生きるエネルギーであり自分軸を支えるエネルギーです。時と場合によって高くもなり、低くもなり、また、強い人、弱い人がいます。

自己肯定感が高いと、例えば大好きな人と、すごく楽しみなディズニーランドに行くために駅に向かう道で、すれ違った人と肩がポンとぶつかっても、「あ!」とか「わ、ごめんなさい!」で済むように、負の感情もひきずりにくい状態になります。

でも、自己肯定感が低いと、「痛っ!」とか「なんでこんな目に合うの? ついてない。今日は最悪だ」などと、嫌な思いがどんどん膨らんででしまいがちです。

このように自己肯定感が低くなると、人間関係においても視野が狭くなり、相手のネガティブな点ばかりを見てしまうようになります。そして、どんどんその人についてのネガティブな感情が膨らみます。やがて「苦手意識」も生まれてしまうでしょう。

自己肯定感の6つの「感」が低くなると人間関係が悪化する!

picture

中島さん もう少し詳しく自己肯定感と人間関係との関係性をご説明しましょう。自己肯定感には6つの「感」があります。その6つの感が低下すると、人間関係にも悪影響が出てしまうのです。それぞれどのように人間関係に影響するのか解説していきます。

1.自尊感

「自分には価値があると思える感覚」のことです。これが低くなると、一緒にいる人に対して「この人とこのままいていったい何かいいことがあるのかな?」「これ以上、この人といるとダメになるかも?」と感じます。

2.自己受容感

「ありのままの自分を認める感覚」のことです。これが低くなると、人と比べて「いいね!」の数ばかりを目で追ったり、いちいち人をうらやんだり、妬んだりします。また自分を低く見積もり、焦ったりイライラしたりします。

3.自己信頼感

「自分を信じられる感覚」のことです。これが低くなると「やっぱり、自分は何をやっても無理なんだ」と思ったり、「どうでもいいや」と愚痴や不満が出てきたりします。

4.自己決定感

「自分で決定できるという感覚」てす。これが低くなると、つい人のいいなりになって自己を犠牲にし、やがて他人が嫌いになり、最後は誰かと一緒にいることが嫌になってきます。

5.自己効力感

「自分にはできると思える感覚」のことです。これが低くなると、新しい人間関係を築くことことよりも、妥協して無難な人間関係を優先し、最後はむなしくなります。

6.自己有用感

「自分は何かの役に立っているという感覚」のことです。これが低くなると、誰かに「ありがとう!」と思う気持ちよりも、「なんで!」と思う気持ちが多くなり、毎日が楽しくなくなって、週末や連休の気晴らしを求めながら生きていくことになります。

苦手な人がいる人へ! 自己肯定感を高めるには?

――では、苦手な人がいるなどの人間関係の悩みを抱えている人に向け、自己肯定感の視点から解決する方法を教えてください。

中島さん 2つの方法をご提案します。気持ちや予定を「書き出す方法」と、考え方や声がけなどで「自分を大切にする技術」です。

書き出す方法

picture

1.「エクスプレッシブ・ライティング」からのいいこと探し

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ