「マインドフルネス」が日本でも知れ渡るようになって暫くたちます。聞いたことはあるけれど「何をすればいいのか分からない…」「難しそう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。マインドフルネス初心者の方におすすめなのが「ジャーナリング」です。
マインドフネスとは
Photo by Lesly Juarez on Unsplash
Google社、Facebook社など世界に名だたる大企業が、社員研修として取り入れているとして日本でも注目された「マインドフルネス」。
マインドフルネスとは、英語の”Mindfullness"がそのまま日本語として使用されている言葉で、「今ここに集中している心のあり方」を表しています。海外のヨガスタジオでのアサナの練習の際には「Be "mindfull" of your body(意識を身体に集中させて)」とインストラクターから声をかけられます。雑念を持たずリラックスして今に集中している状態は、無理していないのでストレスはありません。
マインドフルネスの効果
集中力が高まる
雑念を手放し、今この瞬間に深く集中していくことを繰り返していくことで集中力が高めることができます。
心身が浄化されストレスから開放される
イライラや不安と言ったネガティブな感情や考えを客観的に観察していくことで、心身のストレスから開放される効果が期待できます。
洞察力、直観力、創造力が高まる
思考が整理され、洞察力やひらめきが得られるように。仕事の場面などで、最も自分の力を発揮できる状態に導いてくれる効果も期待できます。
安眠できるようになる
ストレスリリースし自律神経を整えることにより身体の緊張も和らげてくれます。結果として、良質な睡眠を取れるようになります。
1日5分からできるマインドフルネス「ジャーナリング」
Photo by Humble Lamb on Unsplash
「瞑想」をはじめとして、マインドフルネスには様々な方法があります。その中でも「ジャーナリング」はマインドフルネス初心者の方や忙しい方におすすめの方法です。
ジャーナリングとは、英語のJournalingがそのまま日本語として使われています。マインドフルネスの世界では「書く瞑想」とも呼ばれています。方法は至ってシンプル。ただ思いつくことをただひたすらノートや紙に書き出していきます。
ジャーナリングがおすすめの理由
ジャーナリングは、思いつくことをひたすら書いていくことで、自分について気づきを深めることができます。普段意識していないことや、言葉になってはいないけれども漠然と思い描いている考えなどを頭の中で思い浮かべるだけでなく、言語化することで自分への理解を深めていく効果があります。
自分を理解することは、自分の大切にしている価値観やビジョンを明確にすることに繋がり、また新しい自分を発見することもできます。
筆者がジャーナリングを続けて、個人的に実感しているのは、自分のついて気づきを深めることで、要らない思考や考え、欲望や希望をミニマルにすることができるようになりました。
例えば「○年後どうなっていたいのか」とジャーナリングして時「そうなりたい理由」見直すことができます。理由がなかったり、自分が思っていた程そうなりたいなんて思っていないことなどに気づくことができるようになりました。
ジャーナリングのやり方
Photo by fotografierende on Unsplash
用意するもの
ペンとノートを用意します。
ペンとノートはどんなものでも良し。一定の時間書き続けるため、普段パソコンやスマホの使用が多く手を使って書くことに慣れていない人は書きやすく手が疲れないペンがおすすめです。モチベーションになるためお気に入りのノートを選ぶのもジャーナリングを持続可能なものにするためのポイントです。