テスト1:速乾性
▼テスト結果
乾くまでの時間:9分48秒
風の温度は極端に高いのに、風量が少なすぎてぜんっぜん乾かず……。これでは髪を傷めるだけ!
後頭部の最大温度:81.5℃
サーモで見てもわかるとおり、吹き出す風は極めて高温なものの、風量が少なすぎて風が広がらないため、部分的に熱さを感じるだけでまったく乾かず。イライラとともにただただ髪にダメージを与えるだけになってしまいます。
テスト2:仕上がり
▼テスト結果
キューティクルの拡大図
一点に熱が集中するため、キューティクルがガタガタになり髪全体がゴワゴワに。当然、指通りも悪く、指を通した瞬間から引っかかるほどでした。無数のアホ毛も出現し、まるで寝グセのような仕上がりです。
テスト3:使いやすさ
▼テスト結果
今回最も静かだったノビーは耳元で使っても不快にならない音量。軽量化をうたうだけあり重さも高評価でした。
プロ仕様の大風量をうたっていますが、実際は風量が少なすぎて全然乾かず。風も広がらないから、部分的に熱が集中して後頭部の温度が上昇。これでは髪を乾かすどころか傷めてしまいます。
さて、憧れの最新ナノケアもテストしましたが、その実力はどうだったのでしょうか。こちらの結果も発表します。
憧れの最新ナノケアはやはり別格!アイロンいらずのうるツヤ美髪に
パナソニック
ヘアードライヤー
ナノケアEH-NA0B-RP
実勢価格:2万5930円
▼テスト結果
速乾性 :A
仕上がり :S
使いやすさ:A
速乾性・仕上がり・使いやすさ全てで高評価を獲得し、高級ドライヤーとしての意地を見せたナノケア。特に仕上がりの美しさは抜群でヘアアイロンいらずのうるツヤ美髪が手に入ります!
美髪を手に入れるにはドライヤーの性能も大切ですが、乾かし方も関係してきます。そこで、プロに教わった2つのテクニックをご紹介します。
[プロ直伝]髪を速く乾かすならドライヤー前の2ステップを実践!
髪を少しでも速く乾かすには、とにかく事前に水分を拭き取ることが大切。さらに、根元の乾きづらいところから乾かすのも賢いドライ法。プロに教わったテクニックを実践すれば、もっと速く髪が乾きます。
Step1:洗髪後は乾いたタオルで髪を巻く
洗髪後、お風呂から上がる前から髪にタオルを巻いておくことで、よりしっかり水分を吸収してくれます。
Step2:ドライ時は頭皮から乾かす
ドライ時は、毛が密集して乾きにくい根元から乾かします。毛先は乾きやすいので意識的に乾かさなくて良いです。