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自粛生活で感じたパートナーへの素直な感情。7割の人が「一緒にいられて嬉しい」と回答!?

ライフスタイル

自粛生活が続く中、家族全員が揃って過ごす時間が増えています。テレワークを推奨する企業も増え、多くの夫婦が結婚してから初めてと言っていいくらい多くの時間を共に過ごしていますよね。

「コロナ離婚」というホットワードの陰で

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stock.adobe.com

これまでは、1日の多くをそれぞれの時間として過ごしてきたのに、突然家族全員が揃った状態で、不要不急の外出を控えるという状況での生活は、多くの人たちを戸惑わせたことでしょう。子どもたちの休校、旦那さんのテレワークが始まった頃、さまざまなメディアで「コロナ離婚」というワードが取り上げられました。これまでの生活とはガラリと変わってしまった日常に対しての戸惑いだったのかもしれません。
「このままだとコロナ離婚だわ」という言葉をママ友から聞いたことも1度や2度ではありません。

ところが最近、そんな会話をしていたママ友たちが、全く逆のことを話すようになってきました。例えば、小学校4年、年長、2歳の3人の子どもを持つママは、「旦那がずっといてくれるから、気持ちに余裕が持てるようになってきた」と言います。2歳と0歳の子どもを持つママ友は、「ワンオペじゃない日々に慣れてしまって、元の生活に戻れるか不安」と言うのです。

実は今、自粛生活の中で旦那さんが家にいてくれることが嬉しいと感じているママたちが増えているようです。

家庭環境に良い影響が! 67%の女性が「一緒の時間が増えて嬉しい」

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prtimes.jp

株式会社CyberOwlが運営する“お金に関する情報メディア”「マネ会」で実施された全国の既婚女性500名以上を対象にコロナ自粛が生活に与えた影響の調査結果を見てみましょう。
「新型コロナの影響で、パートナーと一緒にいる時間は増えましたか?」という質問を、既婚女性525名にしたところ、全体の約65%が「増えた」と回答。なんと、そのうちの67%が「一緒にいる時間が増えて嬉しい」と回答しているのです。

夫婦が一緒に過ごすことにより、休校中の子どもたちのケアや、家事全般など、本来ならママ一人が担わなくてはならない部分を分担できるというのも嬉しい理由の一つのようです。いつもは子どもたちが寝た後に帰ってきて、週末くらいしか一緒に食事ができなかったのに、毎日家族が揃って食事ができることに喜びを感じているという方も19%います。

一緒にいる時間が増えた結果の家事シェア

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一緒にいる時間が増えたという家庭では、8割以上の旦那さんが家事を手伝っているということがわかります。共働き家庭も多く、もともと家事・育児の分担ができているという家庭も多い中、さらに手伝ってくれる回数、時間が増えたとなれば、ママたちにとってはとても嬉しい変化ですよね。

一緒の時間が増えて「嬉しくないこと」もある

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とは言え、嬉しいばかりではないのも事実。家族や旦那さんと過ごす時間が増えたことにより、これまで1日に数時間はあった「自分だけの時間」を持つことが難しいことにストレスを感じているという人は58%もいます。また、一緒の時間が増えても旦那さんの協力が少ない場合、これまで以上に負担が増えているという人も23%いました。
一緒に過ごすことで見えてくる良い部分もありますが、逆に、悪い部分が見えてしまうということもありますよね。

自粛生活で変化した夫婦の仲

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「コロナ離婚」という言葉のインパクトで、多くの夫婦が慣れない生活の中でぎくしゃくしているのでは? という予想に反し、この調査によると約3割の人が自粛生活で夫婦の絆が深まったと回答しています。3組に1組が、夫婦の絆の深まりを感じているという結果は、自粛生活の中でとてもポジティブなニュースですよね。

まだまだ先が見えない状況の中、不安なこともたくさんあります。今は、できること、やるべきことをそれぞれが続けていくことしかできない状態ですが、その中で夫婦の関係がポジティブに変化しているというのはとてもいいことですよね。一緒にいることで起こる衝突ももちろんあると思いますが、こんなに密に家族と過ごせる時間は永遠には続かないので、この時間を大切に過ごして、夫婦、家族の絆をより深めていきたいものです。

“お金に関する情報メディア”「マネ会」による『コロナ自粛による結婚生活とお金の影響について』調査
調査時期:2020年4月
調査方法:インターネット
調査地域:全国調査人数:525名(既婚女性)

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