(2)寝ても疲れが取れない
「今までは寝て起きればすっきりしていたのに、最近はいくら寝ても疲れが取れない……」という方は要注意です。
健康な状態であれば、しっかりと休めば疲れは取れるものです。しかし、そうならないということは体の回復機能が低下しているというサインといえます。
(3)疲れすぎて眠れなくなる
心も体も疲れているはずなのになかなか寝付けない日が続くなら、赤信号です。
なぜなら、正常な睡眠を促す交感神経と副交感神経のリズムが崩れるほど、極度な緊張状態が続いてしまっているといえるからです。
このままでは気力体力共に消耗してしまいますし、出社しても頭が働かず、健全な判断も難しくなってしまいます。
「仕事がしんどい」と感じるときの6つの対処法
「生活のため」とか「逃げたくないから」とか、そんな思いで仕事がしんどくても頑張ってしまう人もいるでしょう。
しかし、その「しんどい」状態を一人で抱え続けるのはおすすめできません。
ここでは、しんどいと感じたときの心理的な解消法を解説しますので、「これならできそう!」と思える方法から、少しずつ実践してみてください。
(1)心を許せる人に相談する
誰かに頼るなんて「甘えだ!」なんて思っていませんか? そのような自分の考えに固執せず、信頼できる人に早めに相談しましょう。
相談をするという行為自体が自分を孤独な戦いから解放し、心を軽くしてくれますよ。
もし、そういう人が周りにいないと思うなら、専門家に相談してみるのも一つの手です
(2)しんどいと感じる理由を明確にする
「他の人はできているのだからできて当たり前」と自分にプレッシャーを掛け過ぎていませんか?
誰かと比較する必要はありません。それよりも、あなた自身が「しんどい」と感じている理由をちゃんと自分に聞いてあげましょう。
誰かに愚痴や不満をこぼしてみるのも、緊張やストレスを解消する一助になりますが、それ自体に大きなハードルを感じてしまうのなら「何に対してしんどいと感じているの?」とか「本当はどうしたいの?」と自分に質問してみましょう。
その思いを紙に書き出してみるのもおすすめです。自分はどんなことにどう感じるのか、自分を知ろうとすることや理解しようとすることで、具体的な解決策が見えてくることもよくあります。
(3)仕事の後や休みの日に趣味の時間を作る
しんどいことばかりが頭から離れず、仕事のことばかり考えてしまうのであれば、逆に仕事のオンとオフの切り替えの意識をしっかり持つようにして、自分が心地良くいられる時間を確保するようにしましょう。
自分一人では意識の切り替えが難しいときには誰かを誘ってみるのもおすすめです。
(4)上司や同僚に対応してもらう
自分一人では解決できないことを、誰かが解決へと導いてくれることもあります。
例えば、仕事の勤務時間が長過ぎるなどの理由で、仕事を辞めたい、心身が疲れ果てているなどの場合は、一人で悩んでいても何も解決はしませんよね。
そんなときは、具体的に対処できる上司や同僚に相談してみるのが良いでしょう。今の状況を見直してくれたり、さらに上の上司に掛け合ったりしてくれるかもしれません。