「品がある人」とはどういう人を指すのでしょう。褒め言葉のようだけれど、ぱっと想像がつかないこの言葉について、人気コラムニストの浅田悠介さんに解説してもらいました。品があるとはどういうことなのか?品がある人の特徴とは?
「品があるね」。
そんな言葉を言われたことがあるあなたへ。あるいは、いつか言われてみたいあなたへ。
そもそも品って何なんでしょうか。ピンとくるようで、うまく説明することはできませんよね。案外、謎のワードです。
今回のテーマは「品がある人とは?」です。
ここらで「品」というもののヒントを(どうでもいいけど韻を踏んでみました)つかんでみましょう。素敵な女性になってやりましょうぜ。
「品がある」という言葉の意味
まずは「品がある」の意味から迫ってみましょう。
ざっくりいえば「優雅で洗練された雰囲気・佇まいが上質であるさま」という意味です。さらに「上品である」と言い換えることもできますね。
かみ砕いていうと「空気感が洗練されている人」という褒め言葉なのですね。
「品がある」と言われる女性の特徴
では品があると言われるレディの特徴に迫ります。見た目と内面の2つの面からいくつかピックアップしますのでぜひ参考にしてくださいませ。
見た目に表れる「品」
(1)清潔感がある
何はなくとも清潔感。
汚れた服や部屋のままでいてはいけません。品というのは「整理された秩序」から醸し出されるものなのです。洗濯をして、片付けをして、掃除しましょう。
(2)姿勢が良い
美しい姿勢に品は宿ります。
すらりと背筋を伸ばして、顎を引きましょう。それは「自分を保とうと意識している」というサインになるのです。姿勢の良さは他人を魅了します。
(3)流行りは取り入れ過ぎない
服装や小物にも表れます。
それは「流行に影響され過ぎない」というもの。適度に取り入れるくらいでいいのかもしれません。流行が変わるたびにスタイルを変えないような芯を持ちましょう。
(4)口元に意識が通っている
品性は顔(口元)にも表れます。
無意味にだらしなく開いていないか、という感覚です。きっちり閉めて(少なくとも人前では)己をコントロールしましょう。
(5)落ち着いている
言動や服装やしぐさにもいえるかもしれません。
せわしなく動かないように、突拍子もない格好をしないように、というイメージです。品とは落ち着きのことである、ともいえるでしょう。