(2)空き時間
何もすることが無い時間(時間の使い方)にも品は表れます。
スマホを触る人もいれば、読書する人もいて、他人と喋る人もいれば、ぼんやりする人もいるでしょう。どれが良いという話ではありません。その姿を見れば「その人物の品」が見えてくる、という話です。
いわば孤独との向き合い方が表れるのです。
(3)あいさつをするとき
他人と出会ったときにも表れます。
シンプルにいえば「気持ち良くあいさつできるかどうか?」です。シャイだ、外交的だ、と何だかんだいいつつも、ちゃんと他人と向き合えるかが分かります。
(4)会話中
やはり会話に色濃く表れるでしょう。
ポイントは「他人に気遣いできるか?」です。自分の話に夢中になったり、誰かの悪口を言ったり──ちょっとしたマナー違反をしていないかを観察しましょう。
(5)否定されたとき
テクニカルな観察ポイントです。
究極的にいえば品性は「その人物が否定されたとき」に表れます。急にキレ出すのか、ちゃんと謝れるかどうかです。そうじゃありません?
品を身に付ける方法
では本題です。
品を身に付けるのはどうすればいいかを解説します。ぜひ取り入れられるものから取り入れてみましょう。
(1)マナーを身に付ける
礼儀作法を学ぶこと。
たぶん、この世の中には「知っているだけで品がある人だと思われること」がたくさんあります。マナーというやつですね。ちょっと学んでみませんか。
(2)他人に深入りしない
とにかく他人に深入りしないこと。
ドライな人間になるという意味でありません。「最終的には本人が変わりたいと願うまで他人は変わらない」と知るということです。
それを理解した上で、相手にずかずかと深入りせず優しく振る舞える人は品があるといえるのではないでしょうか。