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新しい生活様式に慣れず疲弊するママたち。疲れたときに目を向けたいことは

未だに収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染拡大の脅威。「気温や湿度が高くなる夏になれば、ウイルスは弱体化するのでは?」と期待していた人も多いのではないでしょうか。しかし季節が変わっても感染者が減らない現状をみると季節は関係なさそうですよね。一体この状況がいつまで続くのか、新しい生活様式に慣れず疲弊しているママもいるようです。

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未だに収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染拡大の脅威。「気温や湿度が高くなる夏になれば、ウイルスは弱体化するのでは?」と期待していた人も多いのではないでしょうか。しかし季節が変わっても感染者が減らない現状をみると季節は関係なさそうですよね。一体この状況がいつまで続くのか、新しい生活様式に慣れず疲弊しているママもいるようです。

『あーもーコロナ疲れだよ。毎日毎日仕事だし、潔癖でアルコール手放せないし、めっちゃ手を洗うし、どこもいけないし、近隣で感染者が出たから市内の親兄弟に会うのも気が引けるし、なーんにも考えず旅行したり買い物したりしたいよ。周りはもう麻痺しているのか、あんまりピリピリしてなくて温度差感じるし、もー疲れたよー』

投稿者さんはつねにウイルス感染の脅威に晒され、自由に行動できないことに疲弊しているようですね。疲弊してしまう投稿者さんの気持ちに共感するママも多いのではないでしょうか。他のママたちの声を紹介します。

ママたちから共感の声が続々と届く

『先が見えないから、いつまでがんばればいいのか……。私は、周りよりも早く自粛していたから、約7ヶ月も続いている。本当に疲れた』
『いつ終わるかわからないからほんとうに無理。あと1年なら1年ってはっきりしてれば、まだなんとか頑張れる。でもそんな保証ないし、マジで1年後自分も含め、世界がどうなっているのか誰にもわからない状況……。こんなの初めてで精神が参っている。去年までの普通の日常を思い出して泣くことすらある』
『リモートのせいで毎日旦那がいる。この先一生続くなら死にたいと思うくらい鬱っぽくなってきたよ。子どもも休校中のだらけ癖が抜けなくて反抗がすごい。友達も呼べないし毎日息抜きできないしつまらない』

他のママたちも精神的に参っているようです。ママのコメントにもあるように、新型コロナウイルスがいつ収束するかわかりません。一体いつまで気を張っていればよいのか、先行き不透明の状況が続くと疲労困憊になってしまうママの気持ちはよくわかりますよね。早く収束するよう願うばかりです。

新しい生活様式に慣れてきた、ストレスを感じないママもいる

『なんでなんだろう。まったく疲れない。むしろ快適なんだけれど』
『そうなんだ? なんか慣れてきちゃったよ、新しい生活様式に。ストレスもないや。順応性高いのかな?』
『私もコロナ前とそう変わりない生活だから慣れた。実家に帰れない、お出かけや旅行に行けないのは残念だけれど』
『元々インドア派だから全然疲れない』
『PTAもないし学校行事も中止か縮小だし、この生活を案外気に入っている』

一方まったく疲れを感じないママたちもいました。同じママでもこれだけ感じ方が違うとその違いはどこにあるのかが気になりますよね。ママのコメントにあるように、インドア派のママはあまり精神的に滅入いることはないのかもしれませんね。

新型コロナウイルスに対する温度差に疲れているママもいる

『1番疲れるのは温度差。友達からたくさんご飯のお誘いが来るんだけれどそれを断るのが疲れる。適当に嘘つくけど忙しいわけじゃないし、「体調が悪い」というとコロナを疑われそうだし、理由を考えるのが面倒くさい』
『わかるー! 温度差あると「まだ自粛してんの?」「神経質! 気にしすぎだよ」など言われそうだよね。実際言われている人もいるみたいだし。本当面倒くさい』
『疲れるよね、精神的にくる。コロナさえなければ夏休みは旅行してお祭りに行ってウイルス気にせず好きなところに行って色んなことできたのに、今は毎日気にしながらの生活。実家にさえ帰ってないよ。でも気にしてない人は本当に気にしてないんだよね、温度差がすごい』

この投稿でもコロナ疲れで精神的に参っているママもいれば、ストレスを感じていないママもいるように、温度差自体に疲れを感じているといった声も寄せられました。コロナ禍が長期化することも予想されますので、もしママからの誘いを断りたい場合はその場しのぎの断り文句ではなく、自分のスタンスをしっかり説明しておくことも必要ではないでしょうか。そのためには自分の判断基準を定めておくとラクかもしれませんね。またコロナ疲れを感じないママは、ストレスを抱えているママがいることを配慮しておきたいですよね。

難病・持病を抱えている人や妊娠中のママもつらい

『子どもが難病でずっとマスク生活、除菌しまくり外食外出避けての生活でやっと病気の治療が落ち着いてきて「これから旅行や今までできなかったことをたくさんするぞ!」ってとこに、コロナで。自粛生活に慣れている私ももう疲れたし、旅行だけは家族で楽しみたかったなって思う。持病を抱えている人の環境、不安がわかるからこそ自粛しなければと強く思う。けれど本音はちょっとだけ旅行だけでもしたかった。先は長そうだけど、負けずに頑張りましょう!』
『親友が癌の治療中で抗癌剤治療しているから、気軽に会えない。もっと会って、色んな話を聞いたり、何かサポートしたりしたいのに、何もできない。岡江久美子さんも治療中だったとか。もしも、変なウイルスを運んでしまったらって思ったら、顔を見に行くこともできない』
『妊婦だからずっと気が抜けないよ。ずっと買い物も行かず引きこもり。私ノイローゼかも? 5日放置した宅配便を昨日開封したときに中の空気を吸ってから喉の調子が悪い気がするし今は頭も熱いしコロナ? って悩んでいる』

なかにはお子さんが持病をもっていたり友人が病気を患っていたりママが妊娠中だったり、健常者以上に気を遣う必要のあるママからも声が寄せられました。とくにお子さんが持病をかかえているママのコメントを読むと、普通に旅行に行ったり遊んだりすることがどんなに尊く幸せなことなのかを感じずにいられませんよね。そして前向きにエールを送ってくれるママの声には勇気づけられます。

新型コロナウイルスの影響で疲れている人もそうではない人も、日々の自粛や日常生活で気をつけていることが他の人の命を救っている可能性もあることを忘れずに行動していきたいですよね。そして持病をかかえつつコロナ禍でがんばっている方がいることを念頭に、日々の些細なことに目を向け幸せを感じられるようにするといいのではないでしょうか。

文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ

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