大切なものだから、大切にしすぎてしまって……
「結婚指輪は大切なものだから、ずっと大切にしていたい」とママの気持ちが強いこともあるようです。
『出産のときに「外してください」と病院で言われてからずっと。失くさないようにと思って、どこかに保管したんだけど保管場所を忘れてしまいました。そろそろつけようと思って探したけど、見つからない』
『しばらくつけていて「失くさないようにしまっておこう」と思って、どこかにしまったけど記憶があいまい。その後に何回も引越しをしたから、もしかしたら緩衝材やゴミに紛れて捨ててしまったのかも……』
いくら探しても見あたらなかった大切なものが、何も考えていないときにふと見つかるなんてこともあります。大切にしていた結婚指輪が、いつか出てきてくれるといいですね。
あえて理由を話したくない人もいるかもよ?
投稿者さんが「つけていない理由を聞きたい」と投稿していることについて、ママたちからコメントが寄せられました。
『私が外した理由は、大ゲンカしたから。大切な思い出がこもった指輪だったけど。だから指輪を外している理由を探られるのは不愉快。少なからず理由があって外している人もいるんだからね』
『指輪をつけていない人のなかには、シングルマザーや独身者もいる。相手のプライベートがわからないなら、その人の前で話さない方がいいと思うよ。他人の家族の話を聞きたくない人もいるよ』
結婚指輪をつけていない理由は人それぞれ。理由によっては親しい間柄でなければ、聞かれた側が答えにくい場合もあるでしょう。聞く側が理由を知りたくても、同僚が理由を話したいと思っていないかもしれません。今後の職場環境や雰囲気が悪くならないように、聞くタイミングにも配慮が必要そうです。
同僚は友人とは別。適切な距離感を保つ配慮も必要では?
職場がアットホームな雰囲気で、普段から家族のことなどが話題になっていれば聞くこともできるでしょう。ママたちが結婚指輪をつけない理由によっては、より親しくなるきっかけにもなるかもしれません。しかし職場はあくまでも職場。同僚たちは友人同士とは違いますよね。自分と同僚との距離感をはかりながら、聞いても大丈夫かどうか考えてみるのはいかがでしょうか。
文・間宮 陽子 編集・藤まゆ花