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子どもの人見知りがひどくて将来が心配。アドバイスはありませんか?

何事にも積極的な性格のお子さんもいれば、人見知りや場所見知りをするお子さんもいますよね。「性格のうち」と思える程度であれば良いのでしょうが、幼稚園や保育園に行きたくない! と主張するまでの人見知りとなるとママも心配です。ママスタBBSにも人見知りのお子さんをもつママからの悩みが寄せられました。

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何事にも積極的な性格のお子さんもいれば、人見知りや場所見知りをするお子さんもいますよね。「性格のうち」と思える程度であれば良いのでしょうが、幼稚園や保育園に行きたくない! と主張するまでの人見知りとなるとママも心配です。ママスタBBSにも人見知りのお子さんをもつママからの悩みが寄せられました。

『4歳半の女の子。先生にもクラスの子にも自分から話しかけられなくて、「幼稚園楽しくない。お友達とも遊んでない」って言っている。年少のときより人見知りがひどくなっていて。朝送り届けるとき無表情すぎて可哀想になってくる。この先変わるのか、変わるにはどうしたらいいのかな』

この投稿に、先輩ママたちからアドバイスが届きました。

習い事で園以外の世界をつくり、メンタル面も育ててみるのは?

『うちはバレエを習い始めて発表会に出るようになったら度胸ついてきたよ! 何か発表会があるような習い事いいかも』
『習い事は良い先生に当たればメンタルも鍛えてくれる。うちはかなりポジティブになって小学校も楽しく通ってるよ』
『自信がもてるような習い事は? なんでもいいよ。絵でもピアノでもダンスでも。そこからまた何か変わるかもしれない』
『うちは野球するようになってだいぶ変わった。文句も言えるようになったし、その野球の仲間でキャンプに連れて行ってくれたりして、だいぶ人に慣れてきた気がするよ』

人見知りを克服する手段として「習い事を始めたら良いよ!」とのアドバイスが寄せられました。なかでもバレエやダンス、ピアノといった発表会のある習い事は人前に出る機会も多く、度胸がつくようです。大勢の人を前にしても「踊れた」「弾けた」という経験は大きな自信にも繋がるでしょう。習い事をきっかけにして社交性を身に着けていくというのも良い方法かもしれません。

本人が好きなキャラクターのものを身につけて登園!

『キャラクターものがOKの園ならプリキュアとか好きなキャラクターのものをつけていくといいよ。同じキャラクターが好きな子が声をかけてくれる可能性がある』

幼児期の子どもは友達と遊びたいと思っていても、なかなかきっかけがつかめないことがありますよね。特に人見知りのお子さんにとっては声をかけるだけでもハードルが高いもの。ですから「お友達が声をかけてくれることを狙って、キャラクターものを身に着けていく」というのは効果がありそうです。キャラクターものでなくとも、好きな動物のTシャツを着ているだけで、動物好きのお子さん同士で話が弾むかもしれません。ママとしては、子どもたちの話題のきっかけになりそうなものをいくつか用意してあげると良いかもしれませんね。

大人同士でさりげなくきっかけを作る

『仲良くなりたい子のママとおしゃべりして、親しくなったら公園に誘ってみるのはどうかな』
『一人でも気にならないタイプの子もいるけど、娘さんは一人が寂しいタイプだね。先生に相談すると向こうもプロだからお友達と自然に仲立ちしてくれるよ』

「仲良くなりたい友達の名前を聞いてまずはママ同士が仲良くなる」というアドバイスもありました。幼稚園の降園後やお休みの日に、改めて遊ぶ機会をつくると子ども同士の距離もぐっと近くなるでしょう。とはいえ、ママ自身が人見知りであったり、他のママと親しくなる機会が少ないという場合もあるかもしれません。そんなときには、幼稚園や保育園の先生に相談してみては? 先生方は保育のプロですから、子どもたちの様子を見ながら必要な声かけをしてくれるはずです。

必要性を感じたら専門家のアドバイスも視野に入れて

『年長になっても、うちは変わらない……。幼稚園に着いたら、顔はこわばり、無表情。話しかけていけないし輪にも入っていけない』
『保育園時代に一言も話せなかった。心配になって小児科で相談したら場面緘黙だった。専門家の治療を受けたら小学校入学のタイミングで話すようになったよ。話し出すきっかけも必要だし、専門家のアドバイスも大事だと思う』

投稿者さんと同じように人見知りのお子さんをもつママのなかには、専門家のアドバイスを受けた人もいました。コメントの中にある「場面緘黙」とは、家庭などの安心できる場所では普通に話せても、社会に出ると話すことのできない状態を示す言葉です。

「場面緘黙」
『家庭ではごく普通に話すのに、幼稚園・保育園や学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない症状が続く状態を言います。(中略)自分の意思で「話さない」わけではありません。「話せない」のです。これは誤解が多いポイントです。(引用:場面緘黙とは | かんもくネット)』

人見知りのお子さんがすべて「場面緘黙」ではありません。しかし人見知りによって幼稚園や保育園での生活が辛いと感じているお子さんに対しては、専門家のアドバイスが有効な場合もあるでしょう。

まずは寄り添う。そしてできることから始めてみては

お子さんの性格が積極的であっても、おとなしいタイプであっても「幼稚園や保育園で楽しく遊べているかな」「お友達と良い関係を築けているかな」と気になるものですよね。ましてや人見知りが強くおとなしいタイプのお子さんであれば、ママの心配は尽きないでしょう。まずはBBSに寄せられたママたちのアドバイスを参考に「習い事を始めてみる」「担任の先生に相談する」など、できることから始めてみませんか。

人見知りのお子さんは感受性が強く慎重な性格との見方もできます。ですから、ママの不安を敏感に察知することもあるかもしれません。

『とにかく自信つけさせて。あんまり人見知りのことを言いすぎると逆効果。違うことで褒めてあげて。親がニコニコしてるのが1番』

ママはあまり神経質にならずに、どーんと構えていることも大切なようです。ママがいつでも寄り添ってくれる、というのはきっとお子さんにとって何よりもの安心材料であり、一歩を踏み出す勇気にも繋がっていくはずですよ。

文・すずらん 編集・しらたまよ

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