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[管理栄養士が解説]夏太りの原因と解消レシピ3選

美容

夏は汗もたくさん出るし、食欲も落ちてきているのに、何で夏太りをするのだろう?と思う方も多いのでは。そこで今回は、夏太りの原因と対策、夏太り解消レシピについて管理栄養士が解説します!

夏太りの原因とは?

原因1:糖質に偏りやすい食生活

暑い日は食欲が落ちたり、キッチンに立って長時間調理をするのが億劫になりがちです。そんな時はつい、そうめんや蕎麦など手軽に作れる麺料理を選ぶことが多いのではないでしょうか?

のど越しが良く、暑くて食欲が落ちている時でもツルっと食べやすいのですが、そうめんや蕎麦だけの食事では糖質に偏ってしまうので、ダイエット中にも欠かせないたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足してしまいます。栄養バランスの乱れた食事の頻度が増えると、代謝が落ちて体脂肪増加に繋がりやすくなってしまいます。

原因2:冷たい物の食べ過ぎ・飲み過ぎ

暑い夏は、冷たい食べ物や冷たい飲み物を選びがちです。しかし、冷たい物ばかり食べると、身体や内臓が冷えるうえに代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。

また、冷たい物の食べ過ぎは胃腸に負担がかかるため、食欲不振や胃腸の不調などの原因にもなります。食欲が落ちると、つい食べやすい冷たい物を選びがちになるため、ますます胃腸への負担が大きくなる…という悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

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夏太り予防のポイント

①3点セットを揃えましょう!

栄養バランスの良い食事の基本は、主食(ごはん・パン・麺類などの炭水化物)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質)、副菜(野菜・海藻類・きのこ類などのビタミンミネラル)の3点セットがそろった食事となります。 そうめんや蕎麦などの麺類を食べる時も、主菜や副菜と組み合わせ3点セットのそろった食事を意識してみましょう。

例えば、そうめんは1人前(2束)で約350kcalあり、大盛りのご飯1杯分(200g)と同じくらいのカロリーとなります。このため、麺は少なめにするかわりに、ノンオイルツナや錦糸卵、千切りの野菜などをトッピングして冷やし中華風の具だくさんそうめんにするなどの工夫をしてみましょう。

具だくさんにすることで栄養バランスが良くなり、麺少なめでもボリュームがあるので糖質の摂り過ぎを抑えられますよ。

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②冷たい物を摂り過ぎないようにしましょう!

空調が効いた室内で過ごす事が多い人の場合は、特に冷えやすいので要注意です。「飲み物は出来るだけ常温~温かい物を選ぶ」「冷たいメニューには温かい汁物を合わせる」などといった工夫をすると、身体や内臓の冷えを予防する事が出来ますよ。

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オススメレシピ

ピリ辛豚しゃぶそうめん

夏の定番メニューそうめんですが、そうめんのみだと糖質に偏ってしまいます。そこで、豚肉や野菜などをたっぷりとトッピングする事で栄養バランスが良くなりますよ。さらに、豚肉に含まれるビタミンB1は、素麺に含まれる糖質の代謝を促す栄養素なので、夏バテ予防に効果的な組み合わせです。

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ワカメときのこのジンジャースープ

温め食材として知られるショウガは、実は生の状態では温め効果があまり期待できないので、加熱調理する事がポイントです。具だくさんの汁物は満足感があるうえに、冷たいメニューに温かい汁物を添えることで冷え予防に繋がりますよ。

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自宅で簡単!純豆腐チゲ風

一品でお肉や野菜など様々な食材を摂れるチゲは、暑い夏でも食べたいメニューです。
唐辛子の辛み成分カプサイシンには脂肪燃焼を促す働きが期待できますよ。

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まとめ

いかがでしたか?夏太り予防のポイントはバランスの良い食事と体を冷やさない事です。夏太りを防ぐ食習慣は夏バテ予防にもなりますので、今年の夏はスリムに元気に過ごしましょう!

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