(4)自分を全否定しない
「傷つきやすいよね」と言われて、ひどく落ち込んでしまう時は、少し解釈がオーバーになっているかもしれません。
もちろんネガティブなコメントをされれば誰でも落ち込みますが、自分の存在価値が全否定されたわけではありません。
どんなことにも良い面はあります。落ち込んだ時は、ネガティブなコメントの反対にあるポジティブな面にもバランスよく目を向けたいものです。
(5)敏感な自分を責めない
感じ取り過ぎてしまって苦しくなった時に、「こんな自分は嫌だ」と思ってしまうことってありますよね。でも、敏感さは良い方向で使えば優れた力となります。
敏感な自分をとにかく否定しないでください。
繊細な人が幸せを増やすコツ
では最後に、気付き過ぎて疲れてしまうことが多い繊細な人が、日々の幸せを増やすコツを紹介します。
(1)繊細な性格を受け入れる
後天的な要素は変えることができますが、生まれ持った気質は変わらないことが多いので、繊細さを受け入れて良い方向に生かしていこうと、まずは受け入れてみましょう。
(2)ポジティブなものに意識を向ける
よく気付くということは、ポジティブなことにも敏感だということ。意識を向けたものが拡大していきますので、人の嫌なところより良いところ、悪いニュースよりも良いニュースに目を向けましょう。
(3)居心地が良い環境を選ぶ
人間ですから、どうしても合う・合わないはあります。「私が変なのかな」と思い過ぎずに、今いる場所がつらいのであれば、自分が心地良いと思える環境や人間関係を選んでいこう、と思ってみましょう。
(4)味方を増やす
自分の繊細さを理解して受け入れてくれる人を持ちましょう。気持ちに共感してくれる人や、繊細さを個性として見てくれる人が近くにいると、本音で会話ができるので自己肯定感がアップします。
(5)自分の意欲を認める
理想と現実のギャップにショックを受けたり、苦しくなったりするのは、現実と向き合う意欲があるからです。「私はすごく向上心があるんだな」と捉えてみると、随分ラクになりますよ。
気持ちを変えれば世界が変わる
繊細であることは、良い悪いではなく、その人の気質です。