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エアコンの電気代で損しないために…今すぐできる節電ワザ

⑥エアコンの温度も重要

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(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

設定温度は28℃を目標にしつつ、設定温度を2℃上げるだけで20%以上の節電につながるとのこと。ただ、熱中症には十分注意した上で、無理はしないように。エアコンの温度設定でいうと、節電を意識して風量を弱にしたり、少し冷えるとスイッチを切ったりしがちだが、そのほうが電力を消費してしまうという。温度設定をして自動風量を選択したら、あとはすべてエアコン任せにするとよいようだ。

それでも「暑い!」と感じるようであれば、扇風機やエアーサーキュレーターを併用して部屋全体を冷やすことも効果的。扇風機の風に当たることで体感温度も下がるため、うまく活用するとよいだろう。

■簡単に1日20%以上の節電効果

ダイキンの公式サイトでは節電検証の結果が報告されている。「日除け」「フィルター掃除」「室外機対策」で節電術をした部屋と、していない部屋でエアコンを6時間運転させた結果、対策をした部屋は20%以上も電気代を削減できたという。

節電検証

また、節電術ありの部屋のみ温度を2℃上げても20%以上の節電につながったよう。「塵も積もれば山となる」の言葉のとおり、1〜2ヶ月で考えるとかなりの節約になりそうだ。

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■できることからコツコツと

使っていない家電などはオフにする、できるだけ冷やす空間を小さくする、家の前や庭などに打ち水するといった細かい方法で節電が可能。

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名に調査したところ、全体の32.9%が「夏の間はエアコンをつけっぱなしにしている」と回答している。できる範囲でコツコツと節電に取り組むと電気代に大きな差が出そうだ。

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すだれやよしずを使った「日除け」や、2週間に1回の「フィルター掃除」や、「室外機対策」はすぐにでも始められるため、それだけでも試してみてはどうだろうか。

(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)

二宮 新一

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)

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