(3)がむしゃらに頑張ってみる
やる気のある人は、目の前の仕事をがむしゃらに頑張ってみるのもおすすめです。というのも、自分に裁量権が無いことでストレスがかかっていることもあるからです。
頑張って仕事ができるようになると、社内の信頼も獲得できますし、発言権も増えて任せてもらえる範囲も広がります。そうやって自由に仕事ができる範囲を広げることでストレスから解放されることも少なくありません。
(4)物事をシンプルに考える癖をつける
目先の細かいことに振り回されてしまうと、ストレスを感じやすくなります。気になることがあるからといってあれこれ考え過ぎると、余計にこじらせてしまうことも。できるだけ物事はシンプルに考えるようにして、自ら複雑にしないことが大切です。
例えば、「お客様に満足していただけるような提案をすること」が仕事の目的であれば、そこに集中するようにします。
(5)周りにストレスを与えない
周りが自分にストレスを与えてくると思っている人は、自分も周りにストレスを与えている可能性があります。特に愚痴や不平不満などは、ほとんど意識せず口にしていることが多いものです。
周りにストレスを与えると、それが結果的に自分に返ってきてしまいます。一緒に気持ち良く働けるような振る舞いを心掛けましょう。
ストレスは悪いことばかりではない
仕事のストレスを解消する話をしてきましたが、ストレスは必ずしも悪いものではありません。ストレスにもメリットがあるのです。
過度のストレスは心にも体にも良くありませんが、適度なストレスはむしろ私たちの活力の元になります。
例えば「人前に出る仕事をしている女性は若く見える」と言われたりするように、適度な緊張感があった方が、より自分を向上させようという意欲が湧きやすくなるのです。
リモートワーク率の上がった現在ですが、自宅よりオフィスで働く方が集中できるという人もいるでしょう。ストレスは、私たちのやる気を引き出し、生産性をアップさせてくれる効果もあるのです。
体調不良など限界を感じたら専門機関に相談して
仕事をしている以上、何らかのストレスはつきものです。日々、早め早めに自分のケアをしてあげることが大切です。自分なりのストレス発散方法を見つけて、上手に付き合っていきたいですね。
あまりにも過度なストレスが長期間に渡りかかると、体に不調が出てきてしまうこともあります。例えば、寝られない、吐き気がする、頭痛がするといった症状があれば、早めに専門機関に相談しましょう。
(高見綾)
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